そして二人だけになった Until Death Do Us Part (講談社文庫)
- 講談社 (2018年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065125939
感想・レビュー・書評
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誰がどうやって殺人を犯したのだろうと考えながら読み進めた。トリックに驚いたが、ラストの手記には更に驚愕。
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展開が予想できてしまった。
自由のためにそこまでやるか? -
タイトル「そして二人だけになった」からミステリファンなら察するあの展開。さらにそこに驚くような仕掛けが。森ミステリは奥が深い。
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4/5くらい読んだ段階では★3にしようかと思っていたけど、残り1/5読み切って最終的に★4。
事件が終わって、解決編に入るのかと思いきや、なかなかトリックの解説に入らなかったので、途中は読みながらやきもき。ただ、最後まで読んで、一見意味のなさそうな描写にも意味があったということは理解できた。
どんでん返し系に含まれるといえば、含まれるのかもしれないけど、個人的にはもう少しすっきり終わる話が好き。ただ、解説を読んでこれが森さんのスタイルということは納得した。専門的な話が多くて、作者はどんな人なのだろうと思ったが、工学系の教授ということでこちらも納得。
密室系の作品は好きだけど、建物の見取り図が覚えられない、イメージできないせいで、毎回読むのに苦労する。
★4にしたけど、読み応えと満足感はすごい。今後こういう作品もたまには読みたい。 -
1度読んでいたっぽいけど、忘れてまた買ってしまいました…。
ただ、結末とかは全く覚えてなかったので、結局最後まで楽しく読めてしまいましたが(笑)
中々どんでん返しからの、どんでん返しの様な結末ですが、最後は個人的には何か納得いかない感じでした。
トリックは相変わらず面白い。 -
もしかして昔読んだっけって思うことがしばしば。森さんの作品って異なる出版社からあたかも新刊のように出てるから。
今回もそんな気がしてたけど、ただどんな結末か覚えてない上に、犯人が謎すぎて結局ラストまで一気読み。
そしてまた、いい意味で裏切られるというか、すっごくうまい感じに丸め込まれたというか、そりゃわかんないよーという展開。
でも、そんな森さん、嫌いになれないんだよな。