サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編 (講談社+α新書)
- 講談社 (2019年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065150733
作品紹介・あらすじ
堀江貴文さん推薦!
新書+電子書籍で13万部超のベストセラーとなった『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』の続編が登場。今度は待望の「会計編」!
ひと口に会社を買うといっても、危ない会社を避けて、成長可能性の高い会社を見抜かなければなりません。でも、そんなに難しいことはありません。たとえるならそれは、資産価値の上がるマンションや車を買うのと同じ。そんな視点でサラリーマンが資本家になるための一歩進んだ情報提供をしていきます。
ポイントは「PL思考」から「BS思考」へ脱却すること。短期の損得を追うのではなく、資産価値を見抜いて価値向上する会社を見極めていきます。
デューデリジェンスのコツからアービトラージを活用しレバレッジをかけて大きな利益を得る方法まで。DMMオンラインサロンで毎月1万円の受講料を払って100人が参加。門外不出の会社の見抜き方、買い方、育て方を語るお得な1冊です。
感想・レビュー・書評
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【なんでも本気でないと】
本書は具体的な方法としてとありますが、それでもハードルは高いように感じます。(←そんなことを言ってるから抜け出すことができないのでは?)
行動に移さない。すべてはここにあります。
得手不得手もありますが、得手は考えなくてもできますが、不得手はつい考えてしまい躊躇します。これはもう思い切ってやってみるしかないです。
話が全然変わりますが、最近になってやっとわかったことがあります。
50歳まじかで遅すぎますが。。。
今まで人の気持ちを考えろと何回となく言われ続けていましたが、どうすればいいのかわからず(普通の人は考えなくてもできると思いますが・・・)、
同じような失敗を繰り返していました。
しかし、ある人にこのように言われました。
「こうしたら、こんなことをしたら、その人は喜ぶだろうな・・・ということを考えて、それを行う。ただそれだけ」
目から鱗でした。
思えばこんな簡単なことすら考えていなかったことになります。
自分のことしか考えていない状態でした。
まずは家族を喜ばそう!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
M&Aの基本的な部分を素人にもわかりやすく解説してくれている。よくまとまっているので実際に行動するときにバイブルになるだろう。
サラリーマンで自分の労働価値を最大化できていない人に対して、小さな会社を買ってもらい、労働価値を最大化し、さらに資本家として投資価値を最大化しれもらうことがテーマ。
表明保証:M&Aの場合には必ず表明保証をいれる。もしデューデリと異なることが発覚した場合には、その損失を売主に保証させるべきもの。 -
まだまだ会計知識が不足しており、とても難しい本だった。
いっそ帯のホリエモンの言う通り簿記三級受けてみようかと思う。
しかし社会人として本の内容が必要なことであるのは確か。
経営者視点で会社や仕事を見ることができなければならないと理解している。 -
会社を買う価格の相場は純資産+営業利益3~5年分
一般的に借入金は年間売上額の半分以下に抑えた方がいい
自己資本の割合は50%以上を目指したい -
トウシル×KOBO提供のおすすめマネー本
もともと「サラリーマンをしているより独立、独立より会社を買う」という前著があって、それじゃあその会社の価値は?危なくないの?っていう話を日商簿記3級レベルで説明している本
実践が伴っているからか、具体的でわかりやすく、気づきもなかなか
【参考になった点】
・お金はただの道具です
・起業するより会社を買うほうが成功率が高い
・株式価値=純資産+営業利益3~5年分
・現金先食いは「前受金」を見る
・中小企業の利益が少ない、赤字は節税対策
・債務超過を回避するには、資産を増やすか、負債を減らすか
・売掛金、在庫の変な動きに着目
・会社の値段はBS、PLの数値だけではない
・会社を買って儲けようという発想は捨てる
・会社を買う=労働価値の最大化、資本価値の最大化
・流動資産→固定資産:大きな価値
・リスクの細分化と定量化
【内容:アマゾンから転記】
シリーズ15万部突破の『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』の続編が登場。今度は「会計編」! ひと口に「会社を買う」といっても、危ない会社を避けて、成長可能性の高い会社を見抜くにはどうすれば? たとえるならそれは、資産価値の上がるマンションや車を買うのと同じ。斬新な視点で、サラリーマンが資本家になるための「会計思考」を実務に即してマスターできる、究極の1冊! -
孫さんとか滝崎さんが財産を築いたのは、イノベーションを起こしたからで、企業オーナーであることが原因ではない。スタートは彼らと同じようなことをやっていた企業も山ほどあった。企業オーナーになったからといって金が稼げるわけではないし、稼げるビジネスなら300万円では売ってない。孫さんの買収の例を出してるが、彼は最先端のビジネスを相手が断れないくらい高額で買っている。話の辻褄が合わないだろー。「しなさい」「するな」本はアホみたいなものが多い。小規模M&Aもアホを食い物にしたビジネスかと思わせてくれる本。気を付けよう!
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日本の人口構成を考えると、事業後継者不足問題は本当に深刻な問題と思う。そこを何とかしたいという著者が、会計編として、貴方でも大丈夫ですよ、買えますよ、と具体的アプローチで説得してくる本。また、企業買収に携わる人にとっても良い勉強になる本。
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株式投資にもとても参考になる内容だと思います。
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個人で中小企業をM&Aするときに必要となるバランスシートと損益計算書の要点や、デューデリジェンスのポイントが語られている。当方は簿記も所持していなく財務・会計について初学者だが、それでも8割程度は理解できた。また、個人でのM&Aは起業するよりも低リスクな選択肢であることも納得できた。一部概念的な説明で難解な部分もあったのでそこは別の情報源で知識を埋める必要があるが、読むにあたって前提知識が必要というほどでもない。