異能力フレンズ(2) 呪いの手紙 (講談社青い鳥文庫)

著者 : 令丈ヒロ子 ニリツ

• 講談社 (2020年3月11日発売)

作品紹介・あらすじ

スマホやPC、電子レンジ……電気製品にふれるとこわれてしまう！

とつぜん目覚めたへんな力のせいで、学校に行けなくなった中1のフルナ。
今は、月光寺のフリースクールに通っている。
そこで知り合った同い年の直矢と優大も、じつはそれぞれ人とは違う力を持っていた。
ある日、フルナは通学途中の小学生・美生に出会う。
倒れてしまった美生を見て、なにか事情があると察したフルナは、美生を連れて月光寺へ。
直矢が「残留思念」を読み取ると、どうやら学校で、いじめにあっているようで……。
フルナは、美生に寄り添い、直矢、優大とともに小学校へ！
自分の力を人のために使おうと思うフルナだけれど、
同級生からとどいた、呪いの手紙を読んでしまって……
３人は、異能力で、美生を救うことができるの?

＜すべての漢字にふりがなつき・小学校中級以上＞

感想・レビュー・書評

[Konoさんの感想 · 2024年2月29日]

降奈の力の使い方がコントロールできるようになってきて驚いた❗

[都子さんの感想 · 2020年11月11日]

後輩のために頑張る降奈ちゃん。力も使い方次第って分かって良かった。呪いの手紙が不穏ですが、３人で協力して頑張って欲しいです。

[赤木かん子【公式】さんの感想 · 2020年4月11日]

３月の青い鳥文庫・その１

3月の青い鳥文庫です。

2020/04/21　更新

[ひげうさぎさんの感想 · 2020年3月21日]

星降奈(ほし ふるな)中学１年生

あこがれの中学に入学したけれど、触れるそばから電気製品がこわれてしまうヘンな“力”が発現したのが原因で気味悪がられ、学校へ行けなくなってしまう

たどりついたフリースクールには、同じように異能の“力”を持つ同い年の直矢と優大がいた

ある朝、降奈が助けた小学５年生の美生(みう)が学校でいじめられていることを知った３人は、いじめを止めようと美生を連れて小学校に行き、担任の先生に事情を話そうとするが……

いっぽう、クラスメイトから届いた励ましの手紙を読んだ降奈に異変が起きる
手紙には呪いがかけられていたのだった

青い鳥文庫の人気シリーズ『若おかみは小学生！』全20巻が完結した令丈ヒロ子が放つ新シリーズの第２弾

小学５年生の教室では子どもたち全員がタブレットを持っていて、宿題で描いてきた「合同な四角形」を先生のパソコンに送信する──最新のＩＣＴ環境が整った小学校が描かれている

著者プロフィール

大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生！」シリーズ、『パンプキン！　模擬原爆の夏』『長浜高校水族館部！』『よみがえれ、マンモス！　近畿大学マンモス復活プロジェクト』（以上、講談社）、『妖怪コンビニで、バイトはじめました。』（あすなろ書房）、『クルミ先生とまちがえたくないわたし』（ポプラ社）などがある。「若おかみは小学生！」は2018年にテレビアニメ化、劇場版アニメ化され、大きな話題となる。

「2022年 『病院図書館の青と空』 で使われていた紹介文から引用しています。」