- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065224465
感想・レビュー・書評
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ミステリーとして非常に魅力的。魅力的なのに、登場人物は魅力的ではない。でもやっぱりストーリーとしてな好き。
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密室、出られない、互いを疑い合う…
その設定だけで、絶対読んじゃうやつです!
登場人物が少ないので、感情移入して読める…かと思いきや、登場人物に好きになれる人がいない、、
若い時期ならではの、無敵感というかなんというか、、こんなものかねぇと思いながら読み進めました。
結末は、、ある程度は納得いくかな。面白くは読めました。 -
亡くなった友人の母親により核シェルターに閉じ込められた男女4人。友人の死は本当に事故だったのか、それとも……。
ひたすらに四人の証言のみで真実を探らなければいけない。記憶を辿って、照らし合わせていくそれだけなのに、面白い。ただ、亡くなった友人含め登場人物全員、好きじゃないな!笑
特に咲子と雄一。なんだかな〜。
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ワンシチュエーション、クローズドサークルミステリー。真相に少し肩透かしをくらった感はある?
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不審死の謎について密室に閉じ込められた関係者が真相に迫る著者随一の本格推理小説。
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360ページほどありますが、あっという間に読み終わりました。すごく読みやすかったです。
部屋に閉じ込められた男女4人が3ヶ月前の事故の真相を究明するというお話でした。
真相はなかなか意外なもので驚きましたが、最後はあっさり終わってしまいました。 -
最後怒涛の展開で真相が明らかになるところはとても面白く、ページを繰る手が止まりませんでした。
真実への手掛かりがちゃんと本文中に記載されていたため、あの描写はそういうことだったのか!と納得できます。
ただ、被害者の母の描写が少ないせいか、結局なぜ母は事故ではなく他殺だと思ったのかが最後までわかりませんでした。
それと、語り手が第三者視点であるにも関わらずト書きに「こちら側」と書いてあるのが気になりました。どちら側…?
もっと言うと「肩をすくめる」という描写が多すぎるのも気になる。きっとアメリカ人でもそんなにすくめない。
全体として見ると個人的にはあまり好きではないかも…。リアリティがあると言えばそれまでなのですが、登場人物が好きになれませんでした。
現恋人の前でいちゃつく男女、自分本位な女、ひたすら可哀想な男。そして高飛車な被害者。
いや、可哀想な男以外みんな自分勝手に見えます。
読んでいてイラッとする部分が多々ありました。
オチがとても良かっただけに、人間性のモヤっと感が残念です。