- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065224465
感想・レビュー・書評
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クローズドサークル物かと思ったら違ったので期待からは外れてしまった。
既に起こった殺人に対しての推理物で、20年以上前の作品とは感じさせない雰囲気で中々異色だった。
容疑者が4人しかいない中でどう展開するんだろうと読み進めていったけどオチが読めなくてそこそこおもしろかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
記録
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シェルター内の会話だけで展開するのは面白いし真相もまずまず。ただ主人公が気持ち悪い。女も気持ち悪い。全員不快。なんでこんな恋愛脳に付き合わなきゃいけないのかとイライラする。本筋の事件は割と好き。
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さすが不朽の名作。
密室に閉じ込められた男女四人が、各々の記憶を頼りに
真実を突き止める話。
脱出ゲーム要素もあってすごく面白い。
この中のだれが嘘をついているのか、疑心暗鬼になるけれど、
最後の展開はしびれるほど見事…!!!
めちゃくちゃ面白かった本格推理小説でした。 -
4人の男女が目覚めたのは、外界と隔離された部屋。閉じ込められた4人には、共有する過去があった。1人の女性の事故死。しかし、そこには小さな違和感が点在する。あれは本当にただの事故死だったのか。閉ざされた空間からの脱出の条件は、彼女の死の真相を解き明かすことかもしれない。一縷の望みをかけて、4人は過去の出来事と対峙することになる。
ソリッドシチュエーションミステリといったところでしょうか。舞台や登場人物が限られているので読みやすく、とても面白かったです。