青野くんに触りたいから死にたい(9) (アフタヌーンKC)

著者 : 椎名うみ

• 講談社 (2022年2月22日発売)

作品紹介・あらすじ

生者と死者。
断絶した世界のふたりが、手を伸ばし合う。
切なくて怖くて愛おしくて、心がぐちゃぐちゃにされて、でも読まずにいられない！
ＳＮＳを中心に話題騒然！　今いちばん面白い、唯一無二のホラーラブストーリー！！

学校で怪異に巻き込まれた優里達は、そこで青野の母親の霊と遭遇する。
母親と新たに契約をしたのは、青野の弟・鉄平ではと推測する優里達。
鉄平は「自分が契約した」と言うが、
四ツ首様の儀式を知らず、本当に契約したのかは疑わしい……。

調べを進めるうちに、美桜は恐るべき仮説にたどり着く！
最終章「受肉編」、ますます加速！！

感想・レビュー・書評

[あさひさんの感想 · 2022年2月26日]

呪われたり、祟られたり、生贄になったり「生きる」のが辛すぎないか…？
水の底で何も感じず、死んだように生きるよりは良かったのか？？
人に関わって、感情が乱高下して、喜びもあるけど、酷く傷つくこともある。
繋がれた絆が呪いのように感じることもある。
生きるって怖い。

[塩さんの感想 · 2022年4月30日]

ゾクッとするけどどんどん話にのめり込んで行きます。こんなに新刊が待ち遠しくなる漫画は初めてです！

[loさんの感想 · 2022年3月7日]

藤本くんの家の団欒の様子や家族ラインを微笑ましく思う反面、これから儀式で壊れていくのかもなぁ
と思うと、とても悲しい。どうなっちゃうんだろう。
おまけの青野くんが、現在の彼とかなり印象が違う。単純に描いた時期が違うのかなとも思うが、人が変わったようになっているんだろうなとも思う。

著者プロフィール

2014年『ボインちゃん』で「アフタヌーン四季賞2014 秋のコンテスト」四季賞受賞。
読み切り『セーラー服を燃やして』『崖際のワルツ』を発表（「good!アフタヌーン」2016年1号、2号に掲載）。
2016年12月より「アフタヌーン」で『青野くんに触りたいから死にたい』を連載開始。

「2023年 『青野くんに触りたいから死にたい（10）』 で使われていた紹介文から引用しています。」