レッツもよみます

  • 講談社
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本棚登録 : 282
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065269619

感想・レビュー・書評

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  • レッツが変なことを考えてトイレに行ったりするから面白かったです。 
    後、レッツがかわいいです。

  • 児童向けですが、自分の子どもに読み聞かせをしている大人や、読み聞かせをしていた大人もニッコリしそうな素敵なお話。

    そういえば、親や先生から読んでもらう時に「どうも、読む速度やめくりのタイミングが違うんだよなー……あと、声の感じ……」と(今にして思えばそういうことを)思って、自分で読むようになった気がします。
    大人が読んでくれると、大体、理解度を確認しようとしているのか、感想を言わされたりやクイズめいたことをしてくるのがプレッシャーで嫌だったのもあるかも。
    誰かと読むことから一度離れて、自分で読むようになって、それからまた誰かと読むことを楽しめるようになるまで、しばらくかかったんだな、と改めて思った1冊。

    レッツは読んでもらったのを「まちがい」と思うのですが、お父さんもお母さんも、読んでもらって喜んでいた事実ごと、大きくなったレッツを受け止めようとしています。また読んで欲しくなったらいつでも読むよ、という安心感も良いです。大人として、かくありたい。

  • テーマは一人で出来るようになる。今までお父さんお母さんに読んでもらったけど一人で本を読めるようになったレッツ。ちょっとずつできることが増えるのはたのしい。

  • ひらがなを読めるようになってきた年長の次女と重なるところがあって、少しレッツの両親に気持ちが寄った。レッツくん、どの作品でも子どもらしさがあってすごく面白い子。

  • こどもの成長はうれしい

  • 個人で読みました。

    レッツシリーズは二冊目です。
    レッツが自分一人で絵本を読もうとするけれど、自分の成長と変化に様々な疑問を抱きます。
    そんな疑問一つひとつが面白く、
    自分にもきっとこんな時があったのかなと
    思うと笑えてきました。

  • ヨシタケさんの絵柄に適した作風と思いました。
    読み聞かせからの卒業がテーマ。子どもには、本さんの面白さは伝わりにくいかも。一方、読み聞かせをする側の大人は、いろいろと思いが巡ります。

    他の作品も読んでみたいです。

  • 5歳のレッツが、自分は字が読めるのに、どうして絵本を読んでもらうのか疑問を抱くお話。

    しかし、自分では読めると言う認識だけど、うまく読めない、おかしなところでくぎる、というところに、リアルを感じました。

    私の娘も、こんなふうに変なところで文章を区切って読んだり、読み間違えたりしていたなぁと、懐かしい気持ちにもなる本でした。

  • ふむ

  • 絵本を読んでもらっているときにふと感じたことから自分がちょっと成長したことに気づくかわいらしいお話。

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著者プロフィール

1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1991年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。他の著書に、「レッツ」シリーズ、『ハルとカナ』『サンタちゃん』『ぼくは本を読んでいる。』(以上、講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。

「2023年 『あした、弁当を作る。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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