キーウの月 (講談社の翻訳絵本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065289952

感想・レビュー・書評

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  • イタリアの国民的作家ジャンニ・ロダーリによる詩を絵本化したもの。イタリア人のロダーリはなぜウクライナのキーウに思いを馳せたのだろう。ロダーリさんは反戦のイメージもあるので(『キンコンカン戦争』とかの絵本もある)今、生きていたらどう感じていたのだろう。

  • これは、イタリアのジャンニ・ロダーリの詩です。
    キーウの月が

    私は私
    私の光はパスポートなしで旅をする

    とうたっているもので、いまこの詩に絵をつけたアレマーニャさんに脱帽……。
    だって、戦争をうたったものではないけど、いまこの詩を読む人は、ウクライナを想わずにはいられない……。
    でしょう?

    翻訳してくれた内田さんにも、出してくれた講談社にも、ありがとう!

    2022/12/16 更新

  • 「わたしはいつもわたしです!」「空を旅しながらみんなに光をとどけます」「わたしの光はパスポートなしで旅をします」月の言葉からは、意思、平和、自由を感じ、宇宙からこの星の行くえをじっと見つめている気がします。

  • 原題 La luna di Kiev
    Filastroche in cielo e io terra di Gianni Rodari, 1960

    原著はロシア語のキエフ(Kiev)で表記されているが、
    ウクライナ語キーウ(Kyiv)に用いている

    ロダーリがこの詩を記したいきさつなどを知りたい
    また他の作品も知りたい

    「わたしはいつも、わたしです!」
    月はきっぱりといいます

    ですね。

  • キーウという呼び方は、戦争と結びつけざるを得ない。
    一日も早く平和が訪れますように。

  • 月は月
    パスポートなしで旅をする・・・
    キーウでもローマでもインドでも。
    戦争なんてして国境なんて作っているのは人間だけ。

  • 6年生

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著者プロフィール

1920年生まれ、1980年没。イタリアの作家、詩人、教育者。1970年、国際アンデルセン賞を受賞。20世紀イタリアで最も重要な児童文学者、国民的作家とされている。『チポリーノの冒険』『青(あお)矢号(やごう) おもちゃの夜行列車』『空にうかんだ大きなケーキ』『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『猫とともに去りぬ』『ランベルト男爵は二度生きる サン・ジュリオ島の奇想天外な物語』『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『クジオのさかな会計士』などがある。

「2022年 『うそつき王国とジェルソミーノ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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