- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065304204
作品紹介・あらすじ
“強さ”に一番リアルな新選組漫画へ!!
一刀流「斎藤一」vs.我流「河上彦斎」激突!!
恐怖に寄り添うことで読みを極限までに進化させた斎藤一は、型を持たない無形の剣を遣う天才である河上彦斎の技を見切れるのか!?
努力と才能、伝統と革新、佐幕と倒幕――正反対の二人の剣客は、互いの剣を吸収しながら至高の領域へと手を伸ばす!!
感想・レビュー・書評
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#読了 #ツワモノガタリ #漫画好き #読書好きな人と繋がりたい 今回は、斎藤一対河上彦斎が激突する第5巻
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なんとなくイメージ的に一番ヤバそうな対戦だったけど、終わってみれば戦う理由、キャラ設定の開陳から決着までコンパクトにまとまった今までで最もクセの無い王道の剣戟展開だった。斎藤一の「人を斬るのは好きじゃない。だが、死ぬほど得意だ」という開戦時の口上がなんかかっこよかったし、自由な河上彦斎と理詰めの斎藤一という対比から来るシーソー展開もくどくならないギリギリで決着を見たのよ良かった。斎藤一と言えば例の作品のキャラ造形がチラついてしまうんだけど、この作品では先の台詞といい、見た目といいどっちかいうと剣心みがある(あ、言っちゃった)
剣に限らず言動全てに掴みどころのない河上彦斎も陰キャを極めたような斎藤一もどちらも魅力的な良キャラだったなあ。対戦中に二人が同じ台詞を言うんだけど、河上彦斎のは純粋に無意識に口をついた本心ぽいのに同じことを斎藤一が言うとタイミングもあるけど、ただの煽りに聞こえるのが笑える。真剣でレスバやってるのかキミたちは。
それにしても本編にさほど影響しないのに触れずにいられない細川斉護……