- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074368846
作品紹介・あらすじ
毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、猫猫のもとに大量の書物が届いた。送り主は、変人軍師こと羅漢。碁の教本を大量に作ったからと、猫猫に押し付けてきたらしい。興味がないので売り飛ばそうかと考える猫猫の考えとは裏腹に、羅漢の本によって、宮中では碁の流行が広がっていくことになる。一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。開催場所を壬氏の名前で提供する代わりに、サボっている仕事をこなすように説得するのだが――。
感想・レビュー・書評
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医局に勤めてからの猫猫の日常。ただし、毎回事件か舞い込んできて、猫猫の推理が冴え渡る。ちょっと神がかっていてホームズかいと叫んでしまいそう。ワトソン役は壬氏だったり、姚だったりと毎回変わるが。
最後の章で、壬氏は勝負に打ってでた。早計でなければ良いが。後の巻で確かめよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。ロマンティックなのかなんなのかわからんが、やっぱりこれは、猫猫の謎解き無双ラノベであるからして、程よくおもろい謎やら難問が出てくるのが面白い。そして、漢だけでなく、馬もいいキャラが増えて、話に厚みがでてきたように思う。やはり、有能な人物がたくさんでてくると楽しい(個人的好み)。
囲碁大会、クソな三つ子の話など。あんまり謎はない。蝗害が本格化してきて、猫猫も飛蝗のデータを集める手伝いをするんだが、そこらへん読んでると、前野先生の『バッタを倒しにアフリカへ』を再読したくなってくる。
そして、本巻もラストに大爆弾投下。
「俺はどうせそこそこだし・・・」 -
ここまでは実は再読。
結構すごいラストだったのに、私ここで一度読み続けるのをやめたのね。
表紙の二人の関係もここまで来たかと思う。彼はこうするしかなかったんだろう。
主要登場人物に王族や皇族が出てくる物語はその立場が幸せばかりでない事を教えてくれる。 -
壬氏の思惑に巻き込まれていく猫猫が若干かわいそうになってくるが、回を重ねるごとにどんどん距離が縮まってくる、
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今回は久しぶりの玉葉姫多めターンでワクワクしました。
あんな壮大な仕掛けをかけて1人の女の子を捕まえに行く壬氏の一途さはすごいなぁ、と思うのです
これ、普通の人がやったらかなりヤバいやつなんだろけど。
2024.3.18
45 -
どんどん外堀から埋めていく壬氏と、本来ならキュンキュン来そうなシチェーションなのに、青くなる猫猫。もういい加減観念して欲しいですね(笑)
義父VS婿?も顔認識して貰えたみたいですし、今後も楽しみです。
帝の前であそこまでやってしまったから、後戻りも出来ないですしね…
そして、不穏な終わり方で締められ、先が早く読みたいです。 -
図書館に予約して読んでるのですが、なかなか回ってこなくて…
1〜4までは順番に読みましたが、あとはバラバラでもいけそうな気がする…
というわけで、4から8巻にとびましたが、違和感なく読めちゃいました〜
次は何巻が回ってくるのかな〜