暗き神の鎖(後編) 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2004年11月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086005005
作品紹介・あらすじ
さらわれた最愛の息子アフレイムを救おうと、カリエはすべてを捨ててザカールへと向かった。だが、彼女を待ち受けていたのは、現長老であるリウジールの悪しき野望だった。彼女を守るはずのラクリゼも死んだと告げられ、屈辱的な仕打ちの数々に絶望の極限へと追い込まれるカリエ。一方、エドとサルベーンはカリエを追いかけてザカールへ乗り込むため、海賊トルハーンの協力をとりつけるが…。
感想・レビュー・書評
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面白かった!暗いしえぐいけど!
エドかっこいいなぁ!
ここからまた新たな旅が始まる感じ。
再読だけれどやっぱり面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神さんが絡んでくる話は,禍々しく無慈悲で奥深い.ザカールの崩壊をカリエの何かが導いたのか,最後は登場人物総出演の怒涛の展開.エドとサルベーン,グッと男を上げました.
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56:も、これこんなハードでよいのですか!? どろっどろじゃないですか。振り出しに戻った感もあるし……でもカリエは天真爛漫なのが一番です。
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なんという破滅
もう少しやさしい人生があると思う。
だれも幸せになってないじゃないか…!
愛情を与えた後に奪ったほうがより絶望が深くなる、というのがわかるね。
バルアンがもっと昔のように自由だったら、と思う。 -
ザカール編終了。いろいろと濃かった・・。
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シリーズ17作目。ザカール編。
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アフレイムがさらわれ、カリエとラクリゼはザカールへ向かう。サルベーンを逃がしたエディアルドは、彼と共にトルハーンたち海賊、そして途中で出会ったイーダルの力を借り、カリエを助けに向かう。
一方、カリエはクナム・リウジークの圧倒的な力に屈し、自我を手放し闇に堕ちていた。
今回もかなり重たい話でした。そんな中で、イーダル王子は明るくて、面白くて大活躍でした。エドとサルベーンの女装姿がぜひ見たかったです。