公爵夫人のご商売: よかったり悪かったりする魔女 (コバルト文庫 の 3-28)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086005548

感想・レビュー・書評

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  • よかったり悪かったりする魔女第二弾。
    今回はアザーの幼なじみのカデットが登場。
    色々頑張ってるんだけど、マダーにやりくるめられている様子が一番可愛かったw
    しかもマダーは意識せずにやっているっていうからね。
    天然キャラってあまり好きじゃないんだけど、こういうのは好きだw
    そりゃカイも苦労するわ。

    今回のポムグラさんは「やや悪い」魔女といったところか。
    カイに渡した薬の騒動、ジャッロが紳士(笑)だったからよかったものの…。
    数人(しかも身内)を除いてみんな寝入っちゃってる状況って、冷静に考えると恐ろしいよね。

    しかしカデットの使った薬については、
    「あたし、ひどいかなぁ」
    「人の心を弄んだりしてるのかなぁ」
    としっかり悩んでいる様子がよかった。
    確かに大っぴらに褒められる行為ではないけれど、誰かが被害を被ったわけでもないし・・・
    善か悪か判断がつかない。よかったり悪かったり。

    また、今回はあまり前面に出ることなく、裏から騒動を巻き起こしていたイメージ。
    マダーを中心に面白そうな人間関係が出来上がりつつあるので、ポムグラさんはこれくらいの立ち位置でいいのかな。
    物語の裏側で物事を操るって、なんか魔女っぽいしね。

    今後も物語の中心はマダーなのかな?
    ポムグラさんがどんな魔女になるのかにも注目しながら読んでいきたい。

  • 今回も面白かったです♪
    あやしい商売をする「侯爵夫人」が出てきます(大笑)。ですがタイトルは断じて誤植でも何でもありません。
    今回はポムグラニットはかっこいい脇役、主人公はヘタレ主人アザーと彼に思いを寄せるカデット(ちなみにどっちも既婚者)のお話。
    カイ君がアホぶりを発揮したり、どこぞの男爵がおまぬけぶりを発揮したり、マダー様は相変わらずお庭がお好きと楽しませてくれます。
    カデットちゃんは挿絵登場頻度が凄く多い(主役より!)くらいの大活躍ぶりです。
    今回でポムさんは魔女っぽくなり、マジカル感もプラス。

  • 再読

  • どたばたコメディ度はアップ。
    マダーさんはさして活躍してないのに間違いなく主役で、素敵。
    この人らは人生楽しそうだなー、とつくづく思うシリーズ。

  • ときめき庭師、我が家にも来てくださいの一冊。(笑)

  • このタイトルの公爵夫人はカデット嬢のことなんだろうか。マダーなら侯爵夫人の筈だし。でも主にこの巻でご商売されてるのはときめき庭師。こーゆーこと考え付いちゃう魔女がまだお子様なんですが。カデットが積極的です。つーかアザーって・・・受けですね(身も蓋もない)。

  • 普通に庭師に口説かれてぇ。

  • ときめき庭師はちょっと……ネーミング的にどうなの?金の薔薇ことカデット、可愛いね。あー食べ物もおいしそう。

  • 一日一冊ペース。
    アザーが意外といい人とかマダーは「レギ伯爵の末娘」よりも抜けた人になったとかカイがどう頑張ってもガイ・セシル(アビス)としか思えないとか(性格がじゃなくて、なんかこう、雰囲気?ビジュアル?が。)ポムグラニットがいきなり一人前になったりとかしましたけどね。ね。私としては一番かっこいいのはピーターなのではないかしら、と。思うのだけど。

  • 2005年3月購入。表紙のマダーがかわいんだこれが。栞もこの柄だったので、当時大喜びしておりました。

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著者プロフィール

作家。富士見L文庫での作品に「マルタ・サギーは探偵ですか?」シリーズ、「妖怪と小説家」などがある。

「2017年 『鳩子さんとあやかし暮らし 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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