- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086118095
感想・レビュー・書評
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音楽の捉え方を変えられた1冊。イノチ削って生きている感が素晴しい。
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再読のため、あらすじ割愛。
再読して、一度目より面白くなるのは、銀河英雄伝説くらいかと思ったのに(登場人物がとにかく多い)、この本は二度目の方がおもしろかった気がします。
文章に感覚的なものが多いから、二度目の方がよく理解できたのだと思います。
それにしても、高岡の視点、なんというか、まぁ……すごいですね。 -
中学校の頃読んだ。
痛々しくて好きだ。
挿絵が変わる前と後両方好きですが、初期は壊れ物みたいで神がかってますね。
でも読むのに体力と気力がいる…。
絵が変わった後も面白いけど、若干落ち着いちゃったような気がします。でも安心感があって楽しく読めるのは変更後かな。
挿絵が変わった後も引き続きある程度の壊れた感じは(良い具合に)あるものの、なんとなく「最終的には大丈夫だろう」と思えるいい力の抜け具合がある気がする。
読んだ時もう高校生の終わりごろだったからかも知れないが。
挿絵が変わる前は、巻が進むにつれてどんどん感覚の世界に入り込んで行って、登場人物がどうにかなっちゃうんじゃないかと当時ハラハラしながら読んだ覚えがあります。
本棚整理時に残念ながら手放してしまったんですが、今読んだらどんな風に感じるのかなー。
新しいのも出てるみたいなんですが、まだLOVEWAY?までしか読めてないです。しょんぼり…新装版も加筆されてるみたいだし気になる… -
若木作品はほかにも読んだけど、これだけはいまだに読み返します。
主人公が感覚で語る話なので、読みにくい人や感覚が合わない人もいると思います。
でも合う人には、ライブの臨場感まで伝わってくる音楽(&恋愛?)小説なんじゃないかなぁ。
何度読んでもドキドキします。 -
どうしようもなく 震える
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若木未生さんの作品で一番好きです。
読み始めた頃は皆年上だった登場人物達が完結した今ほとんど年下になってしまいました。
大事な自分の青春です。
今でもふとした時に読み返してしまいます。
自分はバンドという形態では演奏したことありませんが、組むならこんな風にやりたいと漠然とした憧れを持ってます。 -
面白い。このシリーズは面白いよ。若木さんの他の話は肌に合わなかったがこれは好きだ。中学時代だよこれ初めて読んだの。いいもん読んでるな中学時代の私。
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突き抜ける衝撃。読んだらしばらく意識をのっとられるので注意。
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今は「ハチクロ」が流行っているけれど、十年も昔にこんな話があったんだよ、と人に貸してみたい本。若木未生に惚れ込んだ青春時代の一冊。今でもこの作品はずっと好き。音楽をやる人間って、結局馬鹿なんだと思う。そしていとおしい。
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このシリーズはかなり好き。ガツンときました。第6感で読む感覚です。少女小説侮り難し。