ちょー美女と野獣 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086143226

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりのコバルト文庫。
    図書館でも久しく借り手がなかったようで、茶ばんでパリパリしたページに書かれた文字は小さくて読みにくい。
    昔はこんなに小さな文字をすいすい読んでいたんだなあ。

    さて、森の奥でひっそりと暮らしていた美女と野獣が愛を誓うところから物語は始まります。
    が、魔法が解けたとき、美女の放った台詞が「イヤ――――ッ!」
    ん?ん?ん?

    「どーして――――ぇ!?かわいくな――――い!ナニコレやだも――――!なんでこんなんなるの――――!?」
    野獣好きの美女が、もういちど王子に魔法をかけてもらうべく、王子の故郷であるトードリア国を目指す冒険の話です。

    好きで野獣になったわけでもないのに、愛するダイヤモンド姫のためなら(多分)危険を冒すことになっても故郷を目指します。
    そこに、ダイヤモンド姫の元婚約者、アラン王子(ダイヤモンド姫のお眼鏡にかなわないくらいのイケメンで、バカなの?ってくらいいい人。)と、彼に従う魔法使いや、自称学者の同行者やらが、あちこちでやらかしながらもトードリア国へと向かう。

    すると、王子のいない間に彼のいとこが次期皇帝として戴冠式を行うという。
    さあ、トードリア国の王位は一体誰の手に?
    そしてダイヤモンドは無事にジオラルド王子を野獣に戻すことに成功するのか?

    流転の海シリーズを読み終わって、次なるシリーズ物が、これです。笑
    実に真面目にばかばかしさ道を究めようとする作品で、これはこれで好感が持てます。
    ご都合主義になりやすい設定を物語の途中でぶった切って、そのうえで破綻のない世界観を構築。
    いいね。
    これ一作でやめてもいいんだけれど、乗り掛かった舟なので、続きも読むことにします。

  • 王子様姿よりモフモフの獣すがたが大好きなお姫様がかわいいお。余談だけどこの挿絵書いてる人コバルトイラストで賞をとってこの作品がデビューのはずだおね。BLっぽい絵だなておもったら案の定BL漫画家になってたお

  • これぞラノベ!! これぞ少女小説!!

    痛快、ファンタジー、美女美男、ひたすららぶらぶ

    悪役?そんなのいません。
    みんな愛すべき素敵な人間なのです

  • 中学生のときにハマった作品。
    ちょー美人で獣好きで口が悪いダイヤモンドと、ある日魔法で獣にさせられた(序盤で魔法解くんだけど、のちに自由に獣に変身できるように魔法かけてもらうんだよね)ジオラルドの物語。
    コレ一冊でも十分楽しめる。面白い。ギャグ入ってます(笑)
    個人的にはアラン王子大好きだよーしっぽふさふさかわゆすだものw

  • コバルト文庫。ギャグ、シリアス、おとぎ話要素、王道展開も含まれてる?
    ファンタジー世界が舞台の続きもの。完結済。
    外伝的シリーズもあり。
    ナンバリングしてないので順番がわかりにくいかもしれない。

    ヒロイン(主人公)のダイヤモンド姫は絶世の美女。
    呪いをかけられていたジオラルド王子がむしろヒロインに見えてきます。

    個性的なキャラクターたちが繰り広げる、魔法と愛(広い意味で?)の物語・・・でしょうか。
    個人的に魔法の詠唱とか色々ツボだったな。

  • 出会いは小学六年生。
    友達にすすめられて買ったのよねぇ・・・確か。

  • シリーズがやたら長いですが、発売当初から買ってたので
    そこは全然気になりませんでした。

    シリーズが完結したときは悲しかったけど
    魔王シリーズで復活してくれたときは感激いたしましたw
    ファンレター書いたなぁ・・・w笑

  • 野梨原花南さんの描写が美しい・・・!久々に読むとその表現力にうっとり。

  • 好きなシリーズ小説の1作目.

  • 小学校高学年から中学校にかけての愛読書。表紙がこっぱずかしいです。
    でもすき。ラノベだからこその魅力だよなぁ。

    全巻家にあるしね笑

著者プロフィール

作家。富士見L文庫での作品に「マルタ・サギーは探偵ですか?」シリーズ、「妖怪と小説家」などがある。

「2017年 『鳩子さんとあやかし暮らし 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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