異人館画廊 透明な絵と堕天使の誘惑 (集英社オレンジ文庫)

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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086802895

感想・レビュー・書評

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  • 主人公である千景の過去に、1番近づいた巻。千景自身が覚えていない感情を元に話が進んでいく部分もあるので、うまく入り込めない部分もあった。
    また、千景が覚えていない記憶が透磨の行動と感情の源でもあるのでこちらも疑問符が浮かぶ所も。過去の話をしっかり描かれるのかな、と思うのでそこを読んでから読み返した時にしっくりくる巻になっているのかな。

  • 大好きなシリーズの第6巻。
    千景と透磨の関係性が魅力的で恋愛小説としても
    楽しめるし、美術小説としてもわくわくできる
    良く出来たエンターテインメント。
    千景と同じように図像の持つイメージを理解できる
    真柴が出てきたけど、今回は敵役(?)としては
    弱かったような気がする。
    ただ、カゲロウがとてもいい役割を果たしていて
    一気に好きになった。

  • 千景の過去が判明。

    千景が不憫だなぁ~・・・。
    特殊な才能があるゆえに翻弄されて傷ついている。

    でも同時にキューブのみんなと出会えたのかもしれないし。

    透磨ともちょっとずつ進展していてニヤニヤ。

  • やっと2人の距離が。焦れ焦れ好きだけど、焦れ焦れ焦れだったなー。続くかな?父親も出て来たし、新たな登場人物達も、まだ絡んで来そうと言えば来そうだしな。とにかく2人のツンデレのデレの部分をもっと読みたくもある。

  • やっと千景と透磨の関係が進んだ!ジレジレでヤキモキしてましたが、ここにきてようやく進展しました。千景の無くした記憶も徐々に紐解かれ、確信に迫ってきた気がします。早く千景と透磨が完全にくっついて欲しいけど、それはまだ先なんだろうなぁ。

  • 例え軽蔑されても、もう一度会いたかった。

    シリーズ第6弾。そろそろやきもきしてきたー!
    千景と透磨の関係に、もういい加減はっきりしてよ、と言ってしまいたくなるが、この距離感や会話のテンポが二人らしいので気に入っている。
    今回のお話で一区切りといった感じ。今後、キューブがどんな活躍を見せてくれるのか期待が高まる。

  • 図像術。相変わらず面白い。今までみたいな派手な事件は起きないが、結末が気になる。

  • これで終わり?
    ならば良いけど、なんだか、続きそうな気もする。
    色々詰め込みすぎて、ちょっと微妙になった気がするなぁ。
    小原たちが図像術にそこまでこだわるのも、いまいちピンと来なかったし。

  • とうとう千景の記憶が甦る出来事が。
    以前、ブリューゲルの「聖アントニウスの誘惑」を観たことがあったのだけど、その時に色んな画家が同じ題で描いていることを知って、昔の流行?のようなものってあったのかなって驚いたことを思い出した。
    きっと同じアトリビュートを使って描いていたのだろうけど、画家によって雰囲気や印象が結構違っていて面白かった。
    透磨に守られているようで、守っていた二人の関係が急接近してちょっとドキドキ。次巻が早くも楽しみ。

  • これはまだ続くのかな…?
    ここで終わりにしてもいいような気がするけど。

    いろんなことを繋げすぎなような気もするし最初からこういうプロットだったのかもしれないけど、あまり長く続くとこちらが飽きるのでこれでフィニッシュでもいいかな。

    透磨はほしいものを手に入れられそうでよかったよ。
    ただ二人ともきちんと自分の言葉で伝えてほしいよねええええ

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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