「狂い」のすすめ (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203776

感想・レビュー・書評

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  • 思考の方向は老子だけれども、
    もっと内面的なエネルギッシュなところまで
    引き出す本。

    生きる意味がない
    って思った方は読んでみても
    いいと思います。

  • 世間の目に翻弄されず、すべてのものをそのままで受け入れることの
    大切さを宗教の教えと絡めて説いている。
    あくせくして、空回りしてしまう時には得るものが多いのではないだろうか。
    オリズムにつながる思想が語られている。

  • 気が楽になる。「現代の日本社会は狂っています。こんな狂った社会で、社会が考えるまともな生活をしてはいけません。」著者は仏教の考え方から、この世の中の生き方を説いている。パレートの法則からどんな集団でも上位20%が頑張る事から、残り80%の必要性、人間の機能価値は他者との縁で一時的に付加されていると説いている。仏教とパレートの法則を結びつける所が面白い。

  • 落ちている時に読む。
    自分をリセットする本のうちの一つ。
    宗教の存在価値も少しわかった。

  • いい意味で力が抜ける本。
    周りを気にして肩肘貼って生きていたのが馬鹿らしく思える。

    「自分」をもっと大事にしたい。
    わがままでもいいじゃないか。
    この広い世の中、私一人くらい自分の好きに生きても問題ないでしょ。

    お金の話以外はだいたい私の考えと同じ。

  • 世の中が狂っているから、自分が狂うことで正常になろう、という意味で「狂い」という言葉を使っている。
    宗教(特に仏教)での例えが面白い。
    読んでいて、心が楽になりました。

  • ちょっとくらい宗教を学んでみたら? できないのとやらないのとは違います。

  • 作者強引wそしてお年寄りなんだなってことがあちらこちらで見受けられる。謙虚さを主張しているようで、別なとこで自画自賛してる辺りとか、この世界にたいする考えとか思想が具体化されすぎてるとことか、自分の意見に固執している辺り。現代日本人をまるまる批判してない?とちょっと反感を抱きながら読んだ。褒めるとこも少しぐらいあるのではないかと。まぁある意味新鮮でしたw

    母の友人から手渡されたけどその理由は不明w
    生きるということに対して、力むなということが言いたかったのかな。私がストレス感じやすいの知ってるから。

    作者名は聞いたことあった気がする。

    とにかく人生は無意味とか、がんは治すなとか世間と全く反対のこと言ってるので、その大胆さには脱帽。
    宗教知識も増えた。反感抱くけど納得する部分もある。

    ただ個人的にはあまり好きではないかな。

    でもCarpe Diem(今を生きろ)という私の信念とマッチする良い言葉に巡り会えたので感謝。

  • 仏教的考えで非常に共感できた。

    あまり反芻出来ていないので上手く説明できませんが、いまの常識に疑問を持てということが印象に残ってます。
    非常識な世の中においての非常識な意見は常識。

  • この世の中、何かおかしい。と思ったひとが読む本。思想的に自由になるには「狂う」しかない。「狂う」とは、世間一般のアタリマエな価値観から離れて物事を考えなさい。ということ。このような人は世間一般の善良な市民から見たら狂っているように見えるのである。仏教勉強しようかなぁ。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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