- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087444674
作品紹介・あらすじ
愛情たっぷりの優しいかつ丼。もちもち、幸せの米粉パン……。食べることの本当の喜びを教えてくれる、史上最高のごはん小説!
感想・レビュー・書評
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「本日のメニューは」から、すぐにこちらも手に取った。結果、正解!
前作で登場したお店や人物がたくさん登場しているので、すぐに流れに乗れてよかった。
ちょっと寂れつつある商店街にあるお店ということだけど、名物メニューがあったりアレルギー対応をしていたり…と魅力がいっぱい。
お店同士の繫がりも感じられて、温かい気持ちになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさかラストがこんな形で繋がるとは。
それぞれ一遍一遍もとても良かったんだけど、ラストに全てが繋がって、本当にいい本読んだ!って気持ちになった。
コロナ禍に入ってから外食も出来なくなって、ようやく最近外食できるだけの心のゆとりが出てきたんだけど、人の作るご飯ってやっぱりすごくおいしい。
そこに色んなたくさんの気持ちが詰まっているからなんだなぁって改めて思った。
アレルギーのある子でも安心して食べられるお店が増えていったら、子ども達の笑顔が増えていったらとても幸せなことだなぁと思いながら本を閉じた。 -
☆5 (満腹)
「美味しい」と「幸せ」がたっぷり詰まった、最高のごはん小説でした!
本作では、本篇4作と幕間的掌篇5作から構成されており、それぞれの登場人物たちがさりげなく交錯していく仕掛けがとても良かったです❁⃘*.゚
読む順番が前後してしまいましたが、本作の兄弟本である「本日のメニューは。」も読んでみたいと思います。-
のんさん、こんばんは
私はあまりグルメ小説?ごはん小説は読まないのですが、のんさんの☆5(満腹)の表示良いですね!
私の好きな森沢明夫さんの...のんさん、こんばんは
私はあまりグルメ小説?ごはん小説は読まないのですが、のんさんの☆5(満腹)の表示良いですね!
私の好きな森沢明夫さんの「ヒカルの卵」も暖かいグルメ小説だと思われますのでオススメです。もう読まれましたか?
まだでしたら、ぜひぜひ!2023/01/16 -
やんばるさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
そして、オススメの作品もありがとうございます❁⃘*.゚
「ヒカルの卵」は森...やんばるさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
そして、オススメの作品もありがとうございます❁⃘*.゚
「ヒカルの卵」は森沢明夫さんの作品の中でも、大好きな作品のひとつです!ムーさんの人柄に癒されました(*´˘`*)2023/01/16
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読むと心がほかほか温まる、ごはん小説。
登場人物たちが少しずつ繋がっているのに気付けるのも、読んでいて嬉しいです。
飲食店に関わる人たちを応援したくなる作品です。 -
大好きだった「本日のメニューは」の続編♬
読み返してから読めば良かったのだけど、手元になくそのまま読んでしまった。
前作の登場人物が結構出てきてるみたいだけど、うろ覚えだったのでしまった〜〜という感じ。
今作も良かったけど、そこがちゃんと分かってたらもっと楽しめただろうな(--;)
料理を提供する側のお話。
かつ丼、カレー、ラーメン、パン、、
4つの個人経営店の話からなる連作短編♪
そして各話の間に語られるフードデリバリーのちょっとしたお話がまた上手く繋いでくれる♡
作る側の「美味しいご飯を食べてもらいたい」って気持ちがすごく伝わる内容で、飲食店の方々ありがとう〜って気持ちになる♡
1番好きだったのは最初のお話。
ほほえみ大事〜(*´˘`*)
あたたかい気持ちになった♡
すべてのお話が最後につながるのもベタだけど良かった
もう一度、2作連続で読んでみようかな。-
2023/06/21
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あはは!ほんとですね〜!
なんかラーメン食べたくて昨日食べに行ったんですが、きっとこの本読んで頭の中がラーメンだったのかも笑
次から食べ物系...あはは!ほんとですね〜!
なんかラーメン食べたくて昨日食べに行ったんですが、きっとこの本読んで頭の中がラーメンだったのかも笑
次から食べ物系は満腹の時にしよ〜笑2023/06/21 -
ラーメンいいなあ~(๑´ڡ`๑)
この際、残りもいっちゃいましょう!
夜も遅いのでカツ丼は明日、明後日はカレーで!
パンは毎日の間食でw
こ...ラーメンいいなあ~(๑´ڡ`๑)
この際、残りもいっちゃいましょう!
夜も遅いのでカツ丼は明日、明後日はカレーで!
パンは毎日の間食でw
これでバッチリ(≧∇≦)b2023/06/21
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「本日のメニューは。」の姉妹本。
かつ丼 カレー ラーメン パン
それぞれのお店が新しい商品を作ることになった訳や新しくお店を始めることにした理由が描かれていて、お仕事系の小説のようにも思えました。
実際、商品開発の描写は多く、どれもこれも美味しそうでした。
そうした中で、「味を継ぐ」「お店を継ぐ」「人と人を繋ぐ」という事が描かれていて、前作同様で心が和らぎ優しく、また前向きな気持ちにさせられました。
4つの短編からなっていて、「ほほえみ繁盛記」という話が温かくてお気に入りです。 -
本日のメニューは。がおもしろかったからこちらも。
本日のメニューは。に出てきた人、街が出てくるけど、こっちだけしか読んでなくてもじゅうぶん楽しめる!
とんかつ屋を営む笑子の話がいちばん印象深かったなぁ。
個人経営の飲食店って、利益率が低く、「オリジナリティや個性」が求められて、大変だ。みんなにおいしいものを食べてもらいたい!という熱意でおいしいものを作ってくれてるんだと思うと、とても素敵だしありがたい。
米粉のカレーパンが食べたいなぁ。 -
それぞれのお話のつながりがすごく嬉しい。こうやって人も食もつながって幸せが大きくなっていくように感じた。
全ての人が美味しく食べられますようにっていう願いがつまっていて、お腹いっぱいです。 -
すべての歯車がどんどん噛み合っていく感覚が読んでいて気持ちいい。
出てくる料理も描写がリアルで美味しそう!
夜に読むんじゃなかった…お腹減った…。
どのお話も感動場面が沢山あり、ラーメン屋のお話は危うくカフェで泣きそうになってしまった。
舞台の町が本当にあったら訪れたいな。
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飲食店に関わる人達が登場し、各編で物語が展開していく連作集となっています。
それぞれの物語で出てくる食べ物が美味しそうに描写されており、読んでいてお腹が空く感じがします。
人に食べてもらうものを作るとき、美味しく食べてもらいたいとか喜んでもらえたらいいなと気持ちを込めて作るかと思います。各編でも主人公たちは食べてもらう人が嬉しくなるよう、試行錯誤している時から気持ちが込められています。心がこもった食べ物はいつもより美味しく感じることがあると思いますが、作った人の思いを知りしっかり味わおうとするためなのかなと思いました。主人公たちが作った食べ物はとても美味しいんだろうな…と感じます。
魅力的なのは食べ物だけではありません。登場する人達が問題に直面した時、素直に人に頼る行動をすることが描かれています。自分で解決できる問題であれば、自己解決するのが一番早いですが、そうじゃない時は誰にでもあると思います。その際に自分以外の誰かに協力を求める必要があるのですが、色々な思いがあって簡単にお願いできない事があります。各編の主人公は自分で解決できない範囲を理解し、他者に協力を求めています。自分の限界を知り、解決のために人を頼れる姿勢が取れる人は素敵で魅力的な事だと思いました。
ご飯を食べるとき、作ってくれた人に感謝を忘れずにしようと思えた作品でした。