名も無き世界のエンドロール (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087452846

感想・レビュー・書評

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  • うーん。
    話が若干読めてしまった気もします。

  • 3人の関係性が好き
    吹き出して笑ってしまうような描写もあったり
    「プロポーズ大作戦」の意味が分かった時、切なくなるなんて思ってなかったからドッキリでした。
    続編があるみたいなのでそちらも読んでみたくなる作品

  • マコト、キダ、よっち3人の軽快なトークもありすらすら読めてしまいました。

    展開は読めてしまいましたが、マコトとキダがヨッチがいた証拠がここにあるとばかりにヨッチの言葉や行動を真似していたんだとわかった時は胸が熱くなりました。


    最後の城田と警官のシーンがとても良かったです。



  • 再読。21歳の時のある事故から10年越しの悲しい復讐の話。現在、過去様々な年代での回想から構成されている。プロポーズ大作戦とはなんなのかヨッチはどうなったのかなぜ爆弾、殺し屋。
    何度読んでも面白い。伏線回収や軽快なトークがすごく好き。

  • しあわせな結末にならない、復讐のためだけの10年と考えると残酷だ。

  • 先に映画を見てしまったので、少しフィルターのかかった感想になりそうだ。
    最後のシーン、こちらの方が好きだ。キダちゃんの覚悟というかなんというか。全て背負っていく覚悟。あっさりすぎると思った受け入れ方もこの覚悟あってこそなのかな。

    映画を観た後についてのヨッチの言葉がとても印象に残った。「『物語がすべて出し尽くすのを最後まで見て、何もかもが終わったら』自分の物語を生きなきゃって気になる」…わかる気がする。それは小説も同じだけど。

  • 一日あれば、世界は変わる。一日の間にどれくらいのことができるか。何を犠牲にして何を自分に与えるか。頭が良くなりければ、勉強するし、人に会いたければ街にでる。自分のための人生で自分のための世界。他人にさほど関心がない自分がいやだけど、お金がない自分がいやだけど、今日もコーヒーがあって本がある。しあわせ。

  • 記録

  • 最後の短編が…切なすぎて。

    前半は何の話か、なかなか見えず。
    後半は、何となく先が見えるけど、そんな雑念は捨てて読む方が良いだろう、と先読みを我慢。

    伏線をわざとらしくなく、丁寧に回収する展開も良い。
    読書し始めに出会ったら、またこんな本読みたいなぁ、と思える本でした。

  • レオンのマチルダ

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著者プロフィール

1979年生まれ。宮城県出身。東北学院大学教養学部卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(『マチルダ』改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。他の著書に『本日のメニューは。』『怪盗インビジブル』『ストロング・スタイル』『ヒーローの選択』など。

「2020年 『KILLTASK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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