- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087456844
作品紹介・あらすじ
神主の幹人との距離を縮められない受付嬢の苑子。だが夏休みで屋上神社に遊びに来るようになった幹人の息子に懐かれ、愛おしさが募る。そんな時、ビルに幽霊が出るという噂が…?(解説/神田法子)
感想・レビュー・書評
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1作目で、恋愛要素が強めなことに「うーん」となりながら読み始めた2作目。
今回は、その恋愛要素に感情移入。
亡くなった方を乗り越えることはできないからね。。
とりあえず。。
地下2階から屋上までの参道を登りたい気分にはなりました。
自分と対峙する時間。
それが、あの参道だから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
徐々に近づくふたりの距離、いいですなぁ。
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白い幽霊騒動は表紙がネタバレ的。他、元彼の付き纏い等の全四編。各話の流れが滑らかでぶつ切りにならない。シングルファーザーの神主の幹人と苑子のほのかな関係と進展が柔らかい。一巻にもあった気もする幹人のチャラ男的に思える要素も今巻では前半に少しあっただけでいつの間にか何だか真摯。息子の陽人が可愛いなあ。
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謎はちょっとしたものですが、なかなか進まない恋がもどかしくも愛らしい。
進まない恋を周りが応援しちゃってる感じも可愛い。
仄々してくる内容です。 -
内容紹介:
屋上に神社を祀るビルの受付嬢として働く苑子は、屋上神社の神主・幹人に恋心を抱くも、関係を深められずにいた。彼の息子に懐かれ愛おしく思う中、2人の働くビルで幽霊騒動が…。あたたかでやさしい連作小説。