ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460230

感想・レビュー・書評

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  • 異国の政権に武家社会って例えを当てはめる。

    すると本当に不思議と同じに見えてくる。遠い国の理解出来ない価値判断で動いていると思ってしまいがちな政治情勢が、あっさり抵抗なく理解できる(つもりになる)

  • 著者が早稲田大学探検部の先輩である船戸与一のミャンマー取材旅行のガイドとして同行した際の紀行文。ミャンマーの軍政を徳川幕府の初期の執政体制になぞらえて解説。面白い。

  • ミャンマーの閉鎖性を知る上で非常に興味深い内容ではあったけど、ちょっとエキサイトメントに欠けたかな。

  • 船戸与一をなまあたたかく見守っている人は必読!

  • 2009年5月30日購入。読書期間2011年1月17日~21日。

    コメントは後日。

  • いやあ面白いナァ。
    何だか始終ドタバタしていますが、東南アジア近辺ってこんな感じかもしれません。本好きが多いというミャンマーに興味を覚えた一冊。

  • ミャンマーのことは知りたくなるし、船戸与一の小説は読みたくなるし、ついでに時代劇も見たくなる。あたしだってそれなりに忙しいんですから、こんなにその気にさせられても困るんですけど。あと、夫に指摘されるまで気づかなかったけれど、読みながら相当にやにやしてたらしい。電車の中でも読んじゃってたんだよなあ。

  • この旅のメンバーが面白い。
    著者もだけど、著者の先輩の作家さんも、柳生の一味も…、笑える。
    ミャンマーの政治権力者の相関図が柳生一族の系譜に当てはめられていて、そもそも柳生一族についてそんなに知らなかったけど、ミャンマーの政治の状況が結構理解できました。
    良くも悪くも強力な指導者が存在しないと国はまとまらないということが分かり、考えさせられました。

  • ミャンマーは江戸幕府?

  • <探検部の先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマーは武家社会だった!二人の南蛮人に疑いを抱いたミャンマー幕府は監視役にあの柳生一族を送り込んだ。しかし意外にも彼らは人懐こくて、へなちょこ。作家二人と怪しの一族が繰り広げる過激で牧歌的な戦いはどこへ…。手に汗握り、笑い炸裂。椎名誠氏が「快怪作」(解説)と唸り仰天した、辺境面白珍道中記。>
    ミャンマーって普通の人は行けないとこなんだなー。

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著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

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