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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784087461039
作品紹介・あらすじ
昇華する反逆の賦、裂帛の北方水滸、第三巻。
楊志は、二竜山の賊に破壊された村から孤児を拾い、楊令と名づけた。そして賊の討伐に向かうが――。一方、少華山の史進は、頭目として活躍していたが、心に弱さを抱えていた……。(解説/逢坂 剛)
感想・レビュー・書評
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ぐぅおおおお!
腹立たしい!
めちゃくちゃに腹立たしい!
誰が誰に何を言うとんねん!
何をしれっとまとめとんねん!
何をしれっとまとめて旅立っとんねん!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
わいは許さんで!
宋清は許してもわいは許さんで!
いやもう、小説読んでここまで腹立ったのは久しぶりだわ
久しぶりぶりだわ!(そうでもない感)
つまりは北方謙三アニキにしてやられてるってことですわな
ここまで感情を揺さぶられるって凄いことやんな
はい!一〇八星全然違うやん!のコーナー!
第二回は、梁山泊第十七位の好漢、天暗星の青面獣(せいめんじゅう)楊志です
第三巻前半の主人公と言っていい楊志で建国の英雄を父祖に持ち自身も若くして武挙(軍人になる試験ね)に合格したエリート軍人です
軍人としての強い矜持を持っているため梁山泊の思想に共鳴しつつもなかなか踏み切れずにいましたが、賊徒に蹂躙された村を救うために、賊徒を討伐しそのまま二竜山の頭領となります
また、その時に拾った孤児を楊令と名付けて息子とし、済仁美という身の回りの世話をしてくれた女性と結婚し、家族を守る誓いをたてます
先祖伝来の宝刀「吹毛剣」を操りばったばったと敵をなぎ倒しちょ〜カッコいいのですが…
オリジナルでは、序盤かなり情けないです
最初から強いは強いんですが、『北方水滸伝』以上に軍人に固執してます
また先祖伝来の宝刀も出てきます(無銘)が売ろうとした上に、結局没収されちゃいます
また、オリジナルには楊令や済仁美は出てきません、北方謙三アニキの創作です
一〇八星集結後は八虎将(もちろん八人いる)というかなりカッコいい役職で活躍しますが、まぁそんなに深みのある人物ではなかったかなぁ(オリジナルはそもそも全員そんな深みないんだけどね) -
王進の母の温かさは読んでいても染み渡って伝わってくる…最後の怒涛の流れにびっくり。
女性が絡むと泥沼になる、、、 -
次のシリーズの中心人物・楊令が早くも登場。楊志の心の変化は、この巻の見所の一つ。宋江逃亡の経緯も創作で、原典とは別物の北方版、この後の展開も楽しみ。
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楊志が無双する、致死軍が活躍する。
このまま叛乱しそうな勢いだが、思わぬ形で宋江が旅に出た。長い長い旅の始まりらしい。 -
王和軍vs致死軍で始まった戦いによって明らかになっていく各々の存在。
そしてカムバしてきた武松。おかえりなさい。
宋清も登場。不憫だ。婆惜ちんもね。私はあなたが好きだよ、婆惜ちん。宋江への愛にまっすぐ生きたんだね。あなたのおかげで宋江はまた歩き出すんだよ。
孔明、孔亮の二人がとても気になってたんやけど、孔亮が素人童貞だと知りとても興奮しました。女は喜んで抱けないけど、他のことには冷酷って何事……?まさかの孔亮推しフラグを掲げておきます。 -
何かを守ることが男の人生では無いか。闘いの最中に2日だけ家族と過ごす中でそんなことを悟る。
人間らしさが描かれていて素敵な巻。 -
梁山泊以外の山砦も動いていく三巻。叛乱の機運が高まっていくように感じる。
しかし、閻婆惜、字面の通り醜さを見せる生涯よ -
集まってきました。この巻は動きは小さいと思っていたが最後の最後に大きな動きが。どうなるの宗江。しかし女が履いて捨てられる世界である。
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p.2006/12/15
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魯智深と楊志は、盗賊集団の根城である二竜山に乗り込み、二人で制圧し、楊志がニ竜山を、梁山泊とともに戦う反乱軍へと生まれ変わらせる。さらに、武松と孔明は、同じく盗賊集団の根城である桃花山を制圧し、孔明が反乱軍へと変えていった。
宋江は妾を殺したことにより、ついに武松とともに、旅にでることになった。 -
展開が速くなってきた。
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いよいよ動き始めるな。
楊志のくだりで泣きそうになる -
男・漢の生き方?がカッコいい
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久しぶりの水滸伝再開、やっと3巻。
ニ竜山が要塞化。
体制側組織の青蓮寺が暗躍開始。
梁山泊の秘密部隊の致死軍も訓練を終えた活動開始。
まだまだ先は長そうだ。 -
人の死を乗り越え熱き誓いのために進みはじめる
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結構クライマックスに近づいてきてるんじゃ!?!?
と、思わされる。じわりじわりと状況変わってきてる!!!!!!!
九紋龍好きだったけど、彼も彼で大変だったんだょね。
なんて、彼女目線かよ。って自分にツッコミたくなるほどに夢中です。水滸伝。笑笑
2006年発売なんだけど、おそらくハードカバーはもっと前にでてるよね、、、そうなると2000年くらいから有名だったはずで。
なんで私の周りでそんな話少しも聞かなかったんだろう。と思うくらいに面白くて。
今の今まで手に取らなかったことに鳥肌立ちます。
私、、、この本と出会えなかったら、、、と、思うと恐怖で身がすくむ思いがするほどに。
ハマッテます。笑笑 -
[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
3巻は楊志、史進が主人公であるように感じた。
賄賂の生辰綱を奪われ、落ちぶれ、賊に身を落とし、人生が一気に変わったと言えるかもしれない。
しかし、一方で今までに感じていたモヤモヤした思いからは吹っ切れたと言えるが、賊になったらなったで新たな悩みを抱え、実に人間臭いと感じた。
史進は原典ではずっと強い人間として描かれていたように思うが北方版で若いなりに悩みを持っているのが印象に残っている。
また、朝廷側も各地の賊が勢力を拡大するのを待つだけではないことも面白い。 -
第3巻。梁山泊を中心とした反乱の動きに、官軍が気づき始め、徐々に両者の絡み合いが始まる。
まだまだ新しい登場人物が続々と登場するが、よくぞまあ、このような複雑な歴史物を小説として纏められるものだ。作家ってやはりすごい。
著者プロフィール
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感想 :

そしてその章はその星の生まれ変わりが中心人物となっていたり、その人の視点で物語が語られる節があったりします
今読んで...
そしてその章はその星の生まれ変わりが中心人物となっていたり、その人の視点で物語が語られる節があったりします
今読んでる四巻の最初天退の星となっており雷横が中心になってますね
新たに与えられた運命が語られるみたいな想いがあるのかもしれませんね
そして何より驚くべきは…
天退星、天殺星、天寿星と相変わらず一発変換です!!Σ(゚Д゚)
おそらく全108章になってると思われます
おそらく全108章になってると思われます