- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463187
感想・レビュー・書評
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とある家庭持ちの商社マンが土地の売買をめぐって、その筋の方々とトラブルになってうんぬんって話。
物語の中盤でえぐい描写があるので、そこで閉じようかと思ったけど、どうにか最後まで読了。
民間企業にいても関わりがあるんだとすると怖いですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/701985 -
大切にしていたものが脆くも崩れ去る様が痛ましいが、どこかその悲しい運命が男の業であるように感じさせる。商売というのは搾取なのか。その上に成り立つ幸せは罪なのか。幸せはある日突然奪い去られるようにできているのか。そんなことを感じさせる顛末もユーモアを交えて描いてみせる。が、目を背けたくなるような陵辱はやはりつらい。
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バイオレンスエンターテイメント
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中島らもの遺作バイオレンス小説。著者の得意とする恐怖と笑いの小説であるが、少々直線的過ぎるというか、ひねりやユニークな切り口が乏しいと感じた。
晩年の作なので、体調が優れなかったのかなー・・・。
ストレス解消法には“野蛮なことをする”(P127)は、参考になったw -
家族と自分の体を壊された平凡な男が裏社会に仕掛けた戦いとは、驚天動地の恐るべきものだった
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中島らもさんの遺作。む〜ん…読んでも読まなくても良いかな。娯楽作品。
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2012/10/06 THE MALL 仙台長町 紀伊国屋書店
白いメリーさんの「日の出通り商店街いきいきデー」の描写のほうが好きかな。 -
らも作品の中ではエログロが顕著に出ている作品。
作者得意の酒での害は説明として出てきますが物語としてはそれを薄めるような文章。
著者的に見ればそれっぽい文体ですがに見ればスプラッター要素が多く見られる作品。