- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087464122
感想・レビュー・書評
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伯母の残した遺産の家を、改装して、3人の女性に間貸しす
ことになる主人公の蝶子36歳。
年代も、性格も、皆違うけど、友達同士の付き合いで、結婚で去った者も、なぜかしら、集合を掛けると、10年過ぎても、4人が、集まる。
10年の間に、皆、谷あり山あり、、、結婚の決断に迷う恋愛をしたリ、、、社会人早々結婚、離婚する者、、、一夜の誤りで、シングルマザーになった者、、、親の介護の問題も、この年代になると、直面せざるを得ない状況になる。
女同士、年齢差はあれど、意気投合して、一緒に生活出来るというのは、理想だと、思う。
血のつながりが、無いほど、自分のことを、さらけ出せるという事もあるのだろう。
最後の、誰も知らない男の久樹さんが、同居することになり、風のように、言葉少なく去って行くのには、笑ってしまった。
なんか、続編で、『夫の火遊び』と言うのに、其の娘が、出てくるとか、、、、
さてさて、蝶子さんは、どうなるのかな?
結婚するのだろうか?
気楽に読めて、続編を読んでみたい気になった作品です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『桜ハウス』という響きが素敵で手にした本。
藤堂志津子さんの本は初めて読みました。
叔母からの遺産である古い一軒家のオーナである蝶子さん。
年齢もキャラもまったく違う4人の女性が一緒に暮らした『桜ハウス』
こんな家、ないよなぁ・・・
でも、あったらいいなぁ・・・
さくさくと読んでしまいました。
続編も読んでみたい。 -
なぜか伯母から古い一軒家を相続した36歳の蝶子は、恋人のすすめもあって2階の3部屋を間貸しして家主となった。3部屋には21歳の真咲、26歳の綾音、31歳の遠望子の3人が住むことに…。
物語は蝶子が家を相続してちょうど10年後に4人が再会するところから始まる。年齢も個性もばらばらな4人の不思議な友情を描いているのだが、全般的にちょっと説明的なのが気になった。理屈っぽいというか、文章に色気がなくてつまらない。
しかし解説にこの「桜ハウス」の続編がある、と煽るように書かれていて、不覚にも読みたくなってしまった。 -
こういう関係、嫌いじゃない。
お互い心の中で思うことはあるけれど、
桜ハウスを中心とした中で、
4人の女性が生きているさまが
気に入ってしまった。
続編も気になります。 -
設定は面白いと思った。知り合いじゃないけど、近所にそういうアパートがありそうだな、とおもえる感じ。生活感あってきらいじゃないです。
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歳の違う4人の女性がルームシェアを通して友情を深めていくストーリー。
一人一人の性格の設定が面白い。
未婚、離婚経験者、シングルマザー、濃いな~。と思いつつ、今の時代にあったテーマなんだろうなと思う。
続編も気になるところ。 -
個性のある四人の中年独身女性。その井戸端会議を立ち聞きしてしまったような、思わず笑ってしまう。オブラートに包まれていない、率直な発言とコメント。いや、これでも実際よりははるかにオブラートに包まれているのか?
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あと200ページ位続きそうな、そんな終わり方でした。そして、もし200ページあったとしたら、またするりするりと読んでしまうんだろうなあ。
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xx asaka xx