- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087471175
作品紹介・あらすじ
神は、エジプトのファラオのもとで、奴隷のような暮らしもしいられるイスラエルの人人を救う使命を、モーセにあたえた。神の災いがエジプトを襲う。ナイルの水が血に変わり、エジプト全土に疫病に広がった。ファラオは、ついにイスラエルの民を解放した。しかし、新天地に向かうモーセたちの旅は苦難の連続だった。モーセは砂漠にそびえるシナイ山で、ふたたび神の声を聞いた。十の戒めの言葉を。
感想・レビュー・書評
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おすすめ度:80点
カラーで絵がとても綺麗だ。背景の絵も素晴らしい。
モーセの誕生から出エジプト、十戒と物語としてもとてもわかりやすく描かれている。
第9話 ヨセフの夢占い
第10話 ヤコブ一族の再会
第11話 モーセの誕生
第12話 砂漠の火
第13話 モーセとファラオ
第14話 エジプト脱出
第15話 十戒
第16話 イスラエルの裏切り
第17話 約束の地
解説:出崎統氏(監督)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
創世記から申命記あたりまで。
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このへんになってくると詳しいところはうろ覚えなので、マンガでわかりやすく整理されていると記憶が再構成しやすくてよい。
章の合間の美術も面白くて、もうこれだけ集めた本を読みたいと思うほど。 -
手塚治虫の旧約聖書物語シリーズ「天地創造」に続く第2巻である。
学生時代に映画「十戒」が配信され、ミッション・スクールである隣の白菊学園の女生徒たちがたくさん見に行ったように記憶している。当時聖書の知識など全く持ち合わせておらず、「『十戒』って何だ?」と不思議に思ったものであった。「モーセという人が出てきて人々を引き連れて行き、海が割れてそこを渡るそうだ。」などと断片的に噂が飛び交った。今読んでみるとだいたい合っているようだ。
それにしても旧約聖書の「神」はイスラエルの民に対してイジワルだ。苦しい試練を与えたり、試してみたり、まるでイジメのようだ。何もそこまでしなくてもと思う。しかもあれほど尽くしたモーセに約束の地を踏ませない。
私はこの頑なな一神教の信者でなくて良かった。 -
イタリアの国営放送からの依頼を受けて日本とイタリアとの共同体制で製作された手塚治虫版旧約聖書。旧約聖書の世界を知るうえではもってこいの作品です。ただし、各エピソードは多少大雑把で他の手塚作品と比べるとメッセージ性があまりないのが残念(手塚治虫はパイロット・フィルムにのみ参加)。
「天地創造」、「カインとアベル」、「ノアの箱舟」、「バベルの塔」、「ソドムとゴモラ」、「十戒」、「ダビデ王」、「ソロモンの王国」、「バビロン捕囚」、そして「イエスの誕生」まで全26話。 -
最高に読みやすい聖書―『手塚治虫・旧約聖書物語』
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100913/1284374864 -
旧約は本当に裁きの神だな・・・
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聖書を漫画で