- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087473414
感想・レビュー・書評
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ひたすらに共感。
30前の独身女あるある、「これでいいのか」病。
結婚するわけでもなく、仕事が面白いわけでもなく、やりがいや目標が何もなく、ただ毎日が漠然と過ぎてゆく、そのことへのたまらない不安と焦燥。
文庫版あとがきには、ダブルでもブルーってね。
不安や焦りがあるのはきっと結婚しても同じで、
仕事が面白くなってもきっとそう。
考える時間があれば悩みこんでしまうけれど、
それは今しか見えてないからだよって思わせてくれた〜
ブルーなのはシングルだからじゃなくて。
ダブルでもきっとブルーはブルー。
ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー的な!笑
ブルーはブルーでも、書影みたく鮮やかで清々しいブルーでいたいなあって詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
唯川恵にハマった作品。
最近結婚できない・結婚しない女性のドラマなど女性のおひとりさまがなにかと話題ですが、そうした言ってしまえば傷の舐め合のための作品ではなく、焦らず自分のままでいいと背中を押してくれる作品。時折ふと読みたくなる。お気に入りです。
ちょっと今の時代とは合わないな、という部分もあるのでそこだけ星マイナス一つ。 -
いろんな恋愛がある。
騙す男か見極めが大切 -
唯川恵さんのエッセイ集。
29歳の執筆活動を始めるまでは、OLだった彼女。
30歳くらいまでは会社勤めだったらしい。
このエッセイ集は、アラサー世代の独身女子たちを
そのまま映し出しているような、リアルな内容でした。
その中で心の残った部分を・・・。
・「私はまず私自身でいなくては」
恋人がいても、家族がいても、子供がいても
結局は「私の生活はどうなの?」っていう所を
忘れずに心の中に持っていたいものです。
・頑張っておおいに「チクショー」と思いましょう。
誰にでも、「チクショー」という気持ちになることがあるけど、
そのチクショーをそのままで終わらせるんではなく
プラスに持っていかないと。ピンチはチャンスだし。 -
シングルでもいいじゃん。
いや、それでも悩みはあるし
誰か側にいてくれたら
それは嬉しい。
揺れる女心が
明るく赤裸々に
書かれています。
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恋愛や、友人、自分の将来について悩む女性の心について描かれたエッセイ集です。
人がどんな場所に生きようと、どんな人と一緒にいようと、どんな仕事をしていようと人間は「ひとり」です。恋人と逢っている時は、友達と遊んでいる時は、家族が側にいる時は、あるいは仕事に打ち込んでいる時は、その「ひとり」はまぎれるかもしれません。
けれどふと「ひとり」のエア・ポケットに落ち込んでしまう時は、誰にでもあると思います。
この本ではとくに、「シングル」であることから不安になっている女性へ向けての言葉が書かれています。人生経験はあまり豊富でないので、心から理解できる部分とできない部分はあったのかもしれませんが、この「ひとり」という感覚だけは身に染みて理解できたように思います。 -
恋人・友達・家族・知人…色んな人々のなかで生きているけど、人はやはり「ひとり」という単位のなかにいる。最後は、結局頼りになるのは自分自身なのだと著者が書いているように、私もつくづくそう思う。<br>
まずは・・・恋愛
つぎは・・・友達
それから・・遊び
そして・・・将来
またもや・・恋愛
<br>
「もしかしたら、男友達は、恋人よりも厳しい条件になるのかもしれません。
恋は、信頼を裏切る嘘も平気でつく、そんなとんでもない男でも好きになってしまう。
でも、友達にまずそれはありません。基本はあくまでも信頼です。」
<br>
理想の男友達・・・
「女と男。せっかく違う性に生まれたのだから、どこかその違いの部分に惹かれていなければつまらない。
もしかして、ひょんなことから恋人に変わってしまうかもしれない、という小さな危険を孕み(はらみ)つつ、仕事や恋の相談などもできる相手。」
<br>
↑
こんなに引用していいのか???
だけど、自分の言葉でうまく書けないのです;;;
この文章にひどく納得して。。。<br>
友達と恋人の境界線なんて、人それぞれ考え方・捕らえ方が違うからわかりませんが、2人の間にはそういう微妙なlanguageがあるのでしょうね。
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シングルでもいいじゃん。
いや、それでも悩みはあるし
誰か側にいてくれたら
それは嬉しい。
揺れる女心が
明るく赤裸々に
書かれています。
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私には何ができる?