碧空 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474770

感想・レビュー・書評

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  • はまってしまったこのシリーズ。
    相変わらず長野まゆみは絵が綺麗、うっとり。。
    凛一の細いラインや無関心にも思える態度が私のココロをくすぐる。
    かと言って、結局みんなに好かれている凛一。
    このまま氷川とハッピーエンドになってほしいと願う。

  • 「最後くらい、名前を呼べよ」
    「…改、」
    「よく聞こえないぜ。もう一度、」
    「改、」

    「その声を憶えとくよ。いつか、逢うことがあれば、それで解る。」

  • これと、若葉の頃は何度読ンでも厭きないの。
    何でかッていうと、有沢さんが出てるから。
    ……魅力的だよね。

  • 凛一シリーズ第二弾。
    主人公の凛一が大人びた性格を負わされているからか、このシリーズはひっそりとした静けさが漂っていて、和の佇まいというか、日本独特の耽美性が美しいですそれが時折見せる凛一の激しさを印象的に残してる気がします。その対比も読んでいて気持ちが良いです。
    有沢先輩や従弟の正午など出番が増え、話の展開も面白いのですが、こんな一族実際にいたら結構イヤかも?と思えたりもします。

  • 有沢も好きだけど浮気ダメ、絶対。

  • 強い瞳をした病気の少年と、華道家元の少年。
    カメラを介して写し撮る世界の表層と、写らない心。
    空に伸び上がるグラジオラス。

  • 有沢・・・・
    有沢よりも離れてしまった氷川が気になる!!
    しかし、有沢にあっさりと寄り添ってしまう凛一の意外な?面が発覚。
    どきどきしますなぁ。

  • 凛一と有沢の出会い

  • 2008/11/24 再々?一気読み

  • 人の行動の選択が、すごく人間らしいのに、すごく人間っぽくない。
    透明というより、澄んでいる。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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