忌まわしい匣 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475494

感想・レビュー・書評

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  • 牧野さんの短編集。
    「グノーシス心中」が好きな話です。

  • 詩的な表現がとてもキレイ。さまざまな物語を紡ぎだす作者の抽斗の広さは凄い。

  • ホラー短編集です。かなりキツイです。グロ・スプラッタ系。『モンスター・ドライヴイン』みたいに、ナンセンスへの逃げ道が一つもない息苦しい感じがします。後半の短編にはSFなガジェットが散りばめてあって、ますます加速してます。しかし、ふと思ったんですが。男性のホラー短編で同性愛が扱われてるのを、時々見かけます。それはそれで雰囲気を盛り上げる小道具なのかもしれないけど。案外、男が男に襲われるってのも、男性にとって恐怖の一つなのかも…。

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著者プロフィール

'58年、大阪生まれ。高校時代に筒井康隆氏主宰の同人誌「ネオ・ヌル」で活躍後、'79年に「奇想天外新人賞」を別名義で受賞。'92年に『王の眠る丘』で「ハイ! ノヴェル大賞」を受賞。他に、『MOUSE』、『スイート・リトル・ベイビー』等々著作多数。また『バイオハザード』『貞子』ほかノベライズも多数手がける。

「2022年 『貞子DX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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