なかよし小鳩組 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1910
感想 : 190
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087475579

感想・レビュー・書評

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  • 子供と一緒に親も成長する。

  • 不幸は比べることから始まる。

    たしかにそうかも。
    比べるから不幸な気がしてしまう。

    「幸せを比べるもの干しはないのよ、って」
    「……それって、ものさしじゃないか?」

  • ヤクザの広告を請け負ってしまう話。
    話の内容に深みが足りないように感じたが、コメディタッチで面白かった。

  • 殺伐としたニュースばかりでめいってくるので萩原さんの軽快なリズムが好きです

  • やっぱり面白い。

    話の流れはいつも通り、ズッコケ中小企業が変な案件を持ち込まれて、四苦八苦しながらも諦めずに最後に成功を掴むアレなんだけど。ワンパターンなのに面白いのは、登場人物に一人も完璧人間がいなくて、妙に人間臭い割に、一人もキャラがかぶってる人がいないからだと思う。
    だから読んでる途中で最低一人は共感できる人がいて、まるで駄目な自分を鼓舞するように、駄目な弟を応援するように、引きこまれちゃうんだろうと思う。

    確かにご都合主義な部分は多々あるけど、エンターテイメント小説なんだから良いじゃない。

  • もっとドタバタ劇なのかと思っていらから残念。

  • 「気軽に読めるから」と勧められて手に取った。
    そのとおり。デザイナーとヤクザと子供達。
    頼りない大人達に愛情が芽生える。
    それぞれが複雑な立場にありながら、時に読者をクスッと笑わせてくれる。爽快なストーリーが印象的だった。

  • やはり
    面白い。今回は、ヤクザ。
    シリーズの中では、いちばんライトかもしれないですね。

    いつもながら成功へのプランニングは注目させられますね!

  • オロロ畑の1人が主人公となっている本。
    この本の方は、主人公の複雑さが見え隠れしていてちょっと複雑。
    しかしながら、ピリリとした笑いはモチロンあり。
    シリアスな部分もお茶目に描かれていて、期待は裏切りません!
    どちらかというとオロロ畑の方が突飛さ、素直さで笑える感じがしました

  • バカっぽくていい

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著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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