娼年 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 8956
レビュー : 1118
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087476941

感想・レビュー・書評

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  • 何故か3冊ある。何を期待したんだ

  • 鼻につく嫌味のないすごくストレートな表現と文体。
    わかりやすすぎてピッタリくるんじゃなくて、半音ずらしたまま保ってるくらいのちょうど良さ。
    この半音ずれた感じがきっとこの人の作風で、正しい音とのこの「半音」っていう距離が高く評価されてるから人気なんだと思う。
    特に心を鷲掴みにされるわけでもなくて、ものすごく惹きつけられるような才能と自信に満ち満ちた文体ってわけでもなくて、
    すごく綺麗なわけでも別に汚いわけでもなくて、
    だからといって普通とは少し違うというか、どこが違うかは明確には言い表せないけれど、
    ずっと平らな平面を同じ強さと同じ速度で一定の方向にずっと撫で上げてる感じだ。
    加速もしないし減速もしない、その加減が普通じゃきっと難しい。
    表現の主体は確かにその体内にあるはずなのに、脳だけ離れてるみたいな気分になる。
    目線と同じ地点から、興奮もなにもない捉えるだけの視点で、
    はやくも遅くもならない時間の流れを知ってるみたいに同じ速度で見続けてる感じ。メトロノームに近い。きっと最後のページの最後の言葉で、ネジがとまって、音もなく振り子がやんわり止まる。
    体温の無いリアル…
    音の無いリアル…
    共鳴共感の無いリアル…
    だからここに欲情することも惹きつけられることもないけど、
    この無味無臭な感じがこの人の「あじ」なんだなって思ってしまうほど巧くてクセになる。

  • エロさは無く綺麗な表現だなと感じた。

  • 初めての石田衣良作品。

  • 映画を観てから読んだため、頭の中の映像が全て映画の映像で出てしまう。正直に言えば、映画を観たときは臨場感が薄い気がした。だから原作はどんな風に書かれているのか気になって買ってきた。で、読むと、映画の方が臨場感があった気がする。でも決して原作が良くない訳じゃない。むしろキレイに読ませるいい作品だった。結局は両方にそれぞれ良さがあったのかな。
    リョウくんの気持ちは何となくわかる。どの登場人物よりもリョウくんに気持ちが沿っていた。出てくる女性たちもとても魅力的で、あぁうまいなぁって思った。

  • 先が気になって気になって、
    職場の休憩時間や電車の中でも読みました。
    エロ本を読んでるような気分で、
    ハラハラしながら読みました。
    でも、エロではなく惹かれるものが作品の中にあって、
    割と薄い文庫本でしたが、読了感たっぷりです。
    悩み多き一人の男の子の成長を描いた作品。

  • 歪んでる人達だって、ちゃんと愛を育んでる

  • この常軌を逸したところが、たまらない人には刺さる作品です。
    映画化もされこういう表現が合っているかは分かりませんが、世の中に広く周知されてると思います。

  • 何年か前に読んだもの
    ノーコメント

  • ささっと読めた。松坂桃李がすきなので。
    一番興奮したのは、アズマとのシーン。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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