オー・マイ・ガアッ! (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.49
  • (86)
  • (166)
  • (256)
  • (39)
  • (12)
本棚登録 : 1532
感想 : 143
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477542

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2021.08.16 図書館


    プリズンホテルシリーズで大ハマり、きんぴかシリーズで大興奮、椿山課長で少し熱が冷め、天国100マイルでまあまあ…の流れで本書。


    大興奮!

    プリズン、きんぴかの浅田次郎だった!さいこう!

    見ず知らずの人が巻き込まれてドタバタしながらユーモラス満載で進んでいく。
    最後にはあれもこれもひとまとまりになって、大円団?な綺麗な終わり方!

    ラスベガスなんて全く未知だったけど、
    行った後みたいによくわかった。

    わかりやすい情景描画で、話がどんどん展開していくから500p超えだけどスラスラと飽きずに読めた。

    このユーモラス次郎はもうないのかなー。
    時代や人情より、もっと出して欲しい…。

  • あまり、でした。

  • ラスベガスへ収斂されるラスト。スピード感あって楽しく読めました。

  • ドタバタ感がありますが、
    発想が面白く、楽しい作品です

  • この不安ばかりのご時勢、図書館も閉鎖になり、スカッとする小説を探して買った中の一冊。残念ながら、テイストが合わず。2004年刊なので時代のズレかも?

    少し面白かったのは、カジノのウンチクか。ルーレットの話は興味深い。

  • 物語の合間で語る筆者のエッセイが、個人的にはとても勉強になりました。

  • 私の頭では理解が及ばなかったー

  • 1

  • 間に休憩と別の本入れながら初浅田ようやく読了。
    浅田さんは泣ける系のが有名っぽいですが、そういう気分じゃなかったのと、ガチャガチャした奴の方がさくさく読めるかと思って、ラスベガスで大当たりした三人を巡る『オー・マイ・ガアッ!』をチョイスしたのですが、失策だったようで。

    話の筋自体は映画にしたらとても楽しそうです。
    ご老体達のセリフもちょいちょい小粋。
    でも、ちょっと笑いを取りに行くシーンとか、説明調になってるところがとにかくオヤジ臭くて「うん(?_?)」となりました。
    初出が『サンデー毎日』なので「そらしょうがないか」とも思いますが。
    ていうか私自身オバサンのはずなのに受け入れられないものなのね……
    若向けの一部はちょっとしんどくなりつつあるから、逆に行けると思うんだけど。
    お婆ちゃんになったらオヤジ臭いのも許容範囲になるのかしら……

    うちの母に「初めて読むんだがちっとも進まん。時代物とかの方がマシかな~?」とぶーたれたら、「オヤジ臭いと言われても、読んだの昔すぎて覚えてない。あんたの好みもよくわからんし。『一路』とかがいいんじゃない?」と言われました。

    『一路』な。ドラマ化された奴な。
    映画で超高速参勤交代とか見に行ってるのも知ってるからのチョイスだね。
    うん、なんとなくそこらへんは安全かもしれない匂いがします。

    解説 / 秋元 康
    カバーデザイン / 高柳 雅人
    イラストレーション / 奥原 しんこ
    初出 / 『サンデー毎日』2000年8月6日号~2001年7月29日号

  • 確かにラスベガスに行ってみたくなった。作者の文才によるものであろう。さすがと思う。
    話はさすがよくできてたと思う。ただ、今の僕にはちょっと理屈臭く感じるところがあったが、それはこちらの問題であろうと思う。そんな心境で読み、まあまあ面白かった。

全143件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

浅田次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×