秋の猫 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087478686

感想・レビュー・書評

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  • 11/9

  • 『秋の猫』⇒恋人である岩本の浮気が発覚し、主人公:早智子は別れを切り出す。そして、その別れを気に2匹の猫:ミミとロロを飼い始めるが、ミミはなかなかなついてくれず・・『幸運の犬』⇒主人公には、夫である杏次郎と、愛人である高瀬がいる。杏次郎との離婚話が進むにつれ、幸運の犬である「キチ坊」の親権について問題になった。話し合いの結果、杏次郎が親権をもつことになったが・・『ドルフィン・ハウス』⇒度重なる転職で「かしわ荘」に越した、主人公。その近所には、壁にイルカやクジラの描かれた、不思議なアパートがあって・・『病む犬』⇒生後2ヶ月のロングコートチワワ:マシューを飼うことになったが、病弱で医療費がかかりすぎる。しかし、動物病院で出会った、津山と力を合わせて・・『公園まで』⇒優香子がパートナーである、フゥ♂と公園のベンチに座っていると、4年前に1度会ったことのある、貴下と再会する。そして・・//藤堂サンの作品を読んだのは、これがはじめて。どのお話もおもしろかったけど、私は『幸運の犬』が好き:)恋愛×動物の物語が多い。

  • ほのぼのとした切ない小説。猫が登場することでいっそう共感が持てる。

  • 表題作は猫の可愛さがすごく伝わる話だった。でも解説にある心温まる短編集かといわれると
    なんだか女性のしたたかさがめだったような後味が複雑な話に思えた。

  • 『男より、犬や猫。』という紹介文に思わず惹かれてしまった1冊(笑)
    思うがままに振る舞う動物達の姿は、私達が胸に閉じ込めていた素直な心を呼び覚ましてくれます。

  • 動物を飼うと動物がらみが多くなるの?今までのピンと張りつめたような文章が好きだった。

  • 疲れたOLが読みそう。まったく面白くない。

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