ロココ町 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 117
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087480641

感想・レビュー・書評

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  • どこかで見たようなと思ったら、安部公房の燃え尽きた地図

  • 34201

  • 理不尽でスピーディーなSF純文学といったところ。
    結構面白いのだけれど、セックス関連描写が多すぎる嫌いがあるかな。その点マイナス。

  •  久しぶりに島田雅彦の小説を読んだ。彼の小説は文章が独特だから、すぐに誰が書いたか分かる。学部生のときはめっちゃ読んだなあ。
     主人公は失踪した友人を探して「ロココ町」という摩訶不思議な都市へ迷い込む。世間の常識が通用しないロココ町の住民に翻弄されるうちに、彼はロココ町に君臨する「ギルガメ師」という謎の人物にたどりつく‥。
     すごくテンポが良くて、あっという間に読み終えてしまった。このテンポの良さは島田作品に共通しているものだと思う。終盤は若干哲学的で分かりにくかったけど、小説のメッセージがなんとなく伝わってきた。

  • 不思議な町の物語

  • 非日常を求める人々が集まる町があって、そこに飛び込んでしまう主人公。印象には物凄く残る。なかなかハマると変な話で面白いかな。

  • 就職活動から逃げ出したい私にとっては、地図も意味を為さない超遊園地都市ロココ町は魅力的に映りました。主人公の予備校教師の僕は失踪した友人のB君を探すためにロココ町にやってくるのですが、やがて自分の妻もロココ町の住人として町に飲み込まれてしまうし、ギルガメ師として君臨するらしいB君にもなかなか会えず。情報屋に出会い、シャーマンに出会い、遺伝子分析を受け、元ヴィーナスの錯美と仮の夫婦生活を営んだり。日常の延長線上のSFには惹かれるものがあります。

  • 10月22日購入。

  • 地元がでてくる

  • 忙しくて読むのを挫折しました。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『現代作家アーカイヴ3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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