ベルサイユのばら 3 (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社 (1994年12月1日発売)
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087482225

感想・レビュー・書評

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  • アンドレ、悲しすぎるぜ…

  • えたいの知れない黒騎士を捕まえようとして、逆にケガを負ってしまうアンドレ。
    おまけに、ロザリーを誘拐され、オスカルとアンドレは敵の城へ忍び込むこととなる。
    忍び込んだオスカルは、そこで活発にされている議論の中身を知り、貴族の時代が終わろうとしていることを痛感する。
    このまま近衛隊に勤めていても、何もわからないと、考えたオスカルはマリーアントワネットに願い出て、フランスの衛兵隊へと仕官することにする。
    そんな時、オスカルに急に結婚話が持ち上がる。今まで男として生き、近衛隊長まで勤め上げたオスカル。
    そんなオスカルが女として会いたいと思った唯一の男は、手の届かないところにいる。
    オスカルの出した結論は、婚礼を蹴り、今後も男として生きていくこと。

    そんな中、マリーアントワネットとフェルゼンの不倫が、面白おかしくかきたてられる。
    そしてますますフランスは混迷を深めていく。

    混迷を深めるフランスの、貴族の下にある民衆の闇が明らかになってきます。
    これがフランス貴族だけの話であれば、マリーアントワネットの恋愛話、というところでハッピーエンドになると思うんですが、この話はあくまでもファンタジーではなく、歴史漫画なので民衆を無視して世界は成り立ちません。
    そんな中、今回は女なのに男として生きるオスカルがメイン。
    いきなり父親から結婚話を突き付けられ、アンドレからは告白される。
    今まで自分が女であるということをあまり気にせず生きてきたのに、いきなりのこの状況にオスカルは戸惑う。

    という感じでした。
    男装の麗人が自分が女であるということに悩む、ちょっと厳しい巻でした。
    そうこうしているうちに、フランスの状況はどんどん悪くなっていて、物語が最後へと向かっているのがひしひしと伝わってきます。
    歴史物なので、結論は1つしかないけれどそのことがとても辛いです。

  • 実は読んだことなくて、偶然職場の同僚から貸してもらえたので、読みました。
    面白かったです。

  • 完全に処女こじらせてるオスカル様、次巻いよいよ暴走モード突入!昔は気づかなかったオスカル様の性欲に劇的萌。当時にしたら相当に思いきった描写でしょうね。

  • あんどれ!おまえ…おまえ…

  • あぁ、なんとt大人買いして大人読み(?)です。こっ、こんなはずでは・・・。あぁ、オスカル様・・・。

  • 登場人物が不幸になっていくにしたがってだんだん面白くなってきた!

  • オスカル、モテ期突入って感じです。
    いや、それだけじゃ無いんですが……。

    平民の生活、増税そして三部会が出てきて、歴史の色が濃くなってきました。次も楽しみ。

  • 【M】

  • (2005.11.26 第49刷)

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著者プロフィール

1947年12月18日大阪市生まれ。
東京教育大学(現・筑波大学)文学部哲学科在学中より漫画を描き始め、1972年から連載を始めた代表作『ベルサイユのばら』は空前のヒットを記録し、宝塚歌劇団の舞台でも上演されるなど、漫画の枠を超え幅広い層に永く愛される。
現在は活動の幅を広げ、劇画家、声楽家としても活躍の幅を広げている。

主な作品
『ベルサイユのばら』
『オルフェイスの窓』
『女帝エカテリーナ』
『天の涯まで-ポーランド秘話-』
『栄光のナポレオン-エロイカ-』
『おにいさまへ…』

「2013年 『聖徳太子(7) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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