恋と恋のあいだ

著者 :
  • 集英社
3.17
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本棚登録 : 231
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712681

感想・レビュー・書評

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  • いたって普通の恋愛小説という感じでした。

  •  面白く読めるけど、お話だな。おしゃれで、リアリティーが薄いけど、こんなことがあるといいのに と思ってしまう。

  • 恋。
    したくなるよな、そうでもないような…。
    人を好きになったことのある人なら、納得出来る内容だと思う。

    野中さんの本は、美味しそうな食べ物がいっぱい出てくる。
    日本食からイタリアン、ビールにカクテル、日本酒。
    恋愛と共に美味しい物を食べて、美味しいお酒を飲みたくなる一冊。



    以下、印象に残った所を抜粋。

    いずれにしても、自分で自分に箍をはめていたのかもしれない。恋に身を任せる勇気がなかった。だらしない、みっともない女になるのが嫌だった。だれかを傷つけたり、傷つけられたりするのが、こわかった。

  • これという強い印象は残らなかったけど
    穏やかな愛の物語だと思いました。

    素敵な温かい気持ちになりたい人にお薦め。

  • 年齢も職業も違う3人の女性の目線からの恋愛話。
    ほっこりあたたまるにはいい本かなー。

    そんなに可もなく不可もなく。季節がめぐっていく感じはよかった。

  • ほんわかします。
    ただ、個人的に不倫はいただけないので、お父さんにはハッキリしてほしいなぁ。

  • プロのカメラマンである早季子、インテリアデザイナーの遼子、建築家の父を持つ帰国子女の女子大生、悠。
    年齢も立場も違う3人の女性たちの友情や恋のはじまりと終わり(まさに恋と恋のあいだ)を描いた物語だ。
    雰囲気はいかにも野中柊というかんじで嫌いじゃないんだけれど、この人の書く物語ってどれもなんとなく似たり寄ったりな印象のものが多いなぁと思う。特に最近の著作に、雰囲気も登場人物も似ている気がしてしまう。
    口当たりがよく、軽くて、ほどけるようにとける。
    そんな、彼女の描く食事の風景に出てきそうな、桃のソルベやバニラのスフレのような、口どけがいいけど淡くて物足りなさの少し残るような後味の一冊だった。

  • 29歳のフォトグラファーの早季子、
    36歳のインテリアデザイナーの遼子、
    23歳の大学院生の悠、年齢の離れた女友達3人のそれぞれの恋のお話。

  • フォトグラファーの早季子
    インテリアコーディネーターの遼子
    大学生の悠
    それぞれが時には臆病であったりするけど…優しい恋のお話

  • 野中さんの恋愛小説は、しっとりしていて、オシャレで、のんびりしていてとても好きです。これは短編集ですが、登場人物は4人ほど。
    なぜだか、野中さんの描く大学生の女の子は、しっかりしていて短髪のボーイッシュな女の子が思い浮かびます。(2009/1/31読了)

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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