原稿零枚日記

著者 :
  • 集英社
3.51
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本棚登録 : 988
感想 : 201
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713602

感想・レビュー・書評

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  • 非日常的なことを日記形式で書かれている。苔料理が一番びっくりした。苔食べるの?!!!って

  • 現実と妄想の境界がない不思議な世界を生きる作者のリアル日記を模した作品。小川洋子は人体パーツフェチ?作者の様々なフェティシズムがちりばめられていて少々キモいがとても新感覚な作品。一読の価値あり。

  • 日常から少し足を踏み入れたところにある不思議な世界。

  • 日記の形式を借りた、原稿が書けない女性作家のフィクション小説。
    小川洋子さん特有の、なんだかおかしい愛らしさや、きらきら光る情景、ほんの少しのさみしさは健在です。
    ちょっとくすくすさせられます。

  • 小川洋子らしい歪さ。
    どんどん乗客が減っていくバスツアーが面白いです。

  • 岸本佐知子のエッセイに似てるが、エッセイじゃないし爆笑度はなし。
    本格苔料理 素寒貧な心の会 生活改善課 あらすじ教室

  • 小川洋子の小説を読むと、とても大切な物語に出会った気分になる。とてもとても大切な、壊れてしまわないように宝箱の奥にそっとしまっておきたくなるような、でも時々は夜中にこっそり取り出して心を温めたくなるような、物語。
    世界に対して少し臆病な、でもあらすじなら自信をもって語れる「私」。世界とうまくつながれているだろうかと、時に不安になりながらの日常が、丁寧に描かれてゆく。小川洋子の言葉は誠実だ。

  • 2011/08/16 この人の話、なんか怖いのだ。

  • 粗筋作家というものがいたら私もなりたい。多分会社員として大成するだろう。

  • 装幀:水木奏

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著者プロフィール

1962年、岡山市生まれ。88年、「揚羽蝶が壊れる時」により海燕新人文学賞、91年、「妊娠カレンダー」により芥川賞を受賞。『博士の愛した数式』で読売文学賞及び本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。その他の小説作品に『猫を抱いて象と泳ぐ』『琥珀のまたたき』『約束された移動』などがある。

「2023年 『川端康成の話をしようじゃないか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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