分断されるアメリカ ナショナル・アイデンティティの危機

  • 集英社
3.63
  • (4)
  • (2)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 74
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087734058

作品紹介・あらすじ

Who are we?と自問する超大国アメリカの危機。針路は世界主義か、帝国への道か、それともナショナリズム?国際政治学の世界的権威S・ハンチントン教授が、母国アメリカ合衆国の未来を憂いた衝撃の書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 15年前の著書だが、アメリカが現在・これから抱える課題を良く見据えた分析。Affirmativeアクションに対する著者のネガティブな視点が気になるが、アングロプロテスタントを軸としたアメリカのアイデンティティの必要性、移民の考え方など、考えさせられた。

  • 2015/11/30 読了

  • WASPの名門の家系出身であるサミュエル・ハンチントンが、アメリカ合衆国の建国から現在までに、WASPが果たしてきた役割と、ネイティヴ・アメリカン、アフリカ系、日本人や中国人など東アジア系を含めたアジア系が徐々に影響力を増してきて、
    近年では、スペイン語を母国語とするヒスパニックの急増、アメリカの国語、文化に融和しようとしない彼らの政治的文化的影響力が爆発的に増し、分断されるアメリカの問題点を明らかにしている。

    だけどさー、今さら、古き良きWASPの頃のアメリカ合衆国に戻る、なんて、あり得ないよ。

全4件中 1 - 4件を表示

サミュエル・ハンチントンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
クリス・アンダー...
リチャード・ドー...
リチャード・ドー...
遠藤 周作
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×