仕事。

著者 :
  • 集英社
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感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087807233

感想・レビュー・書評

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  • 2015.5.4読了。

    【内容】
    山田洋次、沢木耕太郎、宮崎駿、糸井重里…。川村元気が12人の巨匠たちに聞いた「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術。これから人生を楽しくする「仕事の教え」と世界を面白くする「仕事のヒント」が満載。


    川村元気の質問力の高さに感心。小説書いたりするよりもこういうインタビュー本の方が向いてるのでは。クリエイティブな仕事をしているわけではないので全てがあてはまるわけではないけど、さすが全員が第一線で活躍する人たちの言葉だけあって、なるほどな〜と感心させられるとともに、パワーを感じる。また仕事頑張ろう!と思わせられる一冊。

  • 一流の人というのは自分の言葉を持っている。
    面白かった

  • 映像、音楽など、アーティストの大御所達へのインタビュー集。インタビューアたる著者の自慢話集のような雰囲気が鼻に付くところもあるけど、こうやっていろんなその道の達人たちと身軽に繋がっていくのは大切だなと、感じた。いい仕事をすれば、こんな企画で本になってしまうのが羨ましい気もする。

  • 久しぶりに本屋で定価で買って読んだ本。言葉が濃いから、逃すまいと必死になるけれど、自分のちっぽけな頭ではやはりこぼれ落ちていってしまう。でも、私は知っている。どれほど彼らを参考にしようとも「自分で」考え培ったものでなければ何者にもなれないのだと。

    著者は悩める私たちの代弁者のように、「不安はありませんでしたか」と繰り返した。その点がきいてみたいと多くの読者が思ったはずだ。一線で活躍している人たちに共通していたことは、一つではない複数の、もっと言えば多くの肩書きに手を出していたということだ。欲張ってもいいんだな、とそこだけは素直に受け取りたい気持ちになった。

    (20150412)

  • ハッとさせられる言葉がたくさんあった。
    そういう言葉がさらりと出てくる。人間としての深み、厚みにただただ感嘆する。でも、そこにたどり着くまでに様々なことを経験し、様々なことを考えたからこそなのだろう。60歳になったとき、なにか自分の哲学を持っていたい。カッコイイ大人になりたい。

  • 2015.3.7

  • 専門家へのインタビュー集。
    作家やらクリエイター系がほとんどで、一般の社会人が読んでもあまり参考にならないかも。沢木耕太郎だったか、男は30代までに他人の人生を背負う決断をしないとだめ(要するに妻子を持て)というのは、真理だと思った。

  • デキの悪い自己啓発系の企画本。インタビューアーがヨイショしすぎで緊張感がないし、「30代何してましたか?」という設定により、有名人の誰もが知ってるありきたりな思い出話に終始。今とこれからを聞かないとダメだろ。こんだけのゲスト揃えといて。

  • いろいろな人に聴く。いつまでも真似て学ぶ姿勢。どっかで無理をしてやりきる時期、このつまんなくなった日本。どっかで野次馬的な視点。絵を純粋に味わうこと。自分のせまい世界を実感してしまう。毎日の仕事、楽しめているか。

  • 全員がバラバラなことを言うけれど、全て自分の勇気になる言葉を見つけられて、前を向く力をくれる。結局は自分の力で生き抜くしかないけれど、少しの援護をもらえたようでありがたい。一番自分に遠い人間に感じた沢木耕太郎の安定感が(でもラジオとか聞いたらハイテンションなので多分高いポイントでの安定)最も印象的。

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著者プロフィール

かわむら・げんき
1979年、横浜生まれ。
上智大学新聞学科卒業後、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初の小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞にノミネートされ、佐藤健主演で映画化、小野大輔主演でオーディオブック化された。2作目の小説にあたる本作品『億男』も本屋対象にノミネートされ、佐藤健、高橋一生出演で映画化、’18年10月公開予定。他の作品にアートディレクター・佐野研二郎との共著の絵本『ティニー ふうせんいぬものがたり』、イラストレーター・益子悠紀と共著の絵本『ムーム』、イラストレーター・サカモトリョウと共著の絵本『パティシエのモンスター』、対談集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』。最新小説は『四月になれば彼女は』。


「2018年 『億男 オーディオブック付き スペシャル・エディション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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