- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087807844
作品紹介・あらすじ
前代未聞の「体験型ファンサービス比較本」が登場! 日本のスポーツビジネス最先端をいくパ・リーグ6球団。その実力を探るべく、スタジアムに通いまくり、弁当を食べまくり、グッズを買いまくり、チアリーダーに声をかけまくった結果、本当にすごかったのは、どの球団か?
感想・レビュー・書評
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スタジアムそのものも、グッズも、弁当も、スタッフも、実はとても大切なのだと思う。
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プロ野球12球団すべてのファンクラブに12年間入り続けた著者もとのに、パ・リーグ6球団の担当者から連絡が入る。「パ・リーグ6球団の本を書いてほしい」「感じたことありのまま書いてほしい」と。
著者は引き受ける。ダメなものはダメと書くと宣言して。
北海道から福岡まで、パ・リーグを追いかける旅が始まる。しかし、試合のことはほぼ書かれていない。
ファンサービス、グッズ、球場、スタッフ、弁当、マスコット、チアガール、ファンクラブのポイント、福袋・・・。
「血と汗とビールでできた物語」!
野球好きも!そうでない方も! -
長谷川晶一さん3冊目。硬めのノンフィクションも面白かったけれど、この手のエンタメも手堅く楽しい。
表紙からして色とりどりの帽子やグッズが並べられており、一見して華やかだ。内容も忖度なく、マイナス点を忠実に書き出してくれているので好感が持てる。 -
●プロ野球セ・パ12球団のファンクラブに10年間入り続けた著者の、パ・リーグ6球団に絞ったタイトルどおりの野球以外の面白さを伝える本。
●これを見れば(読めば)、2004年に新庄剛志選手が語った「これからは、パ・リーグです」が野球の実力以外でも現実化していることがわかるはず。 -
図鑑的に眺めて楽しむ本。
昔からパ・リーグの方がファン獲得に熱心で、応援したくなる。 -
「プロ野球12球団ファンクラブ~」や文春野球で長谷川さんファンになりました。
この本でも「え、そんなところにまで目を向ける!?」と驚かされたり、鋭いながらも険がないマイナス面の指摘など、改めて面白く読ませる文章を書く方だと思いました。
一番笑ったのは各チームの「通販力」比較。
まさかのイーグルスが無地の箱でグッズを送ってくるなんて!
「楽天ブックス」の箱にはロゴ印刷代かけてるのにこっちにはかけないのかい!と思わず本に向かってツッコミ。 -
まさに好きなことを仕事にしているといった本。楽しかった。
私のように最近プロ野球を見始めた人にも楽しんでもらえるような企画から、元来のオジさんファンも勿論忘れない!といった球団の営業努力、ちょっと残念だなと筆者が思ったことまで書いてある。
球場に行ってみたいと思えた。プロデュース弁当食べたいよ -
「プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!」に続いて。前著が本人の思いつきから始めた前人未到の馬鹿馬鹿しくも野球愛に満ち溢れた行為の記録でしたが本書はパ・リーグの関係者から依頼されて書かれたお仕事?いわばパ・リーグ各球団ファンサービスレポート。今や人気のセ、実力のパ、という言葉も過去のものとなりパ各球団のエンターテイメント産業としての経営努力は目覚しいものがあるようです。お手本はアメリカのボールパーク。たぶんビジネスコンサルとかの存在もあるのでしょうが著者のような「面白がり屋さん」に依頼すると時点でパ・リーグ、もっともっと面白くなりそうです。
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比較の面白さ。