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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087816112
感想・レビュー・書評
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書くために探検に出るのか、そうではない。でも、書かなければ探検は成就しない。探検家は、すぐれた表現家なのだった。
「私は過去の探検や登山から〈経験〉を〈想像力で捉えられる範囲が広がること〉というふうに自己規定している。(中略) 経験により想像力の範囲はみるみる広がり、私の世界は大きくなっていく。それが私の考える〈経験〉の意味である。」
この〈経験〉の捉え方に激しく同意。国語辞典にあるように、ただ「実際に見たり、聞いたり、行ったりすること。また、それによって得た知識や技能〉ということではなく、その先こそが重要。そして、〈経験〉は確かにそういうものであると・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全くブレない自分の方法論を持っているのが文章の説得力につながっているのがわかる。沢木耕太郎とはガチンコでもう一度対談してほしいが結局噛み合わないだろうな。
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探検家で作家でもある角幡唯介氏の記事と対談をまとめたもの。ぼくとしては、鈴木涼美さん・三浦しをんさんとの対談が面白いと感じた。
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書評や対談、エッセイなどを集めた、盛りだくさんの一冊。やっぱり冒険ものが読みたいな。