- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087823424
感想・レビュー・書評
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知ったつもりで、全然女性の病気について知らなかったと衝撃だった。
とてもわかりやすい、さくさく読める、けど内容は軽くない、良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんとなく知ってはいても、詳しくは知らない女性の病気。不調に気付きにくい、言いにくい婦人科系の病気だからこそ、早いうちからの定期検査と話しやすい医師に出会うことが大切だと改めて感じました。また可愛らしい絵と解りやすい産婦人科医の解説は、重たいテーマも多くありましたが、10代の自分でも読みやすかったです。
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さらっと読める。女性週刊誌の片隅にのっていたら、気楽に面白く読める気がする。
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女子特有の病気について体験談をもとにしてわかりやすく描かれたコミックエッセイ。
すでに罹患された方はきっと「自分だけじゃないんだ」と思えるだろうし、なったことない方でも「これからなるかもしれない」という心構えを持っているといいかも。マンガなので重すぎないのもいいところ。
女性だけでなく、男性も「完全理解は無理でも、こういう病気があること知っていて!」という内容なのでぜひ読んでほしいです。 -
(2018/6/21 ひさしぶりに再読)
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井上きみどりの『わたしたちの震災物語』と一緒に、こんなマンガもあるでと教えてもらって、あわせて借りてきた。この人には『子どもなんて大キライ!』以外にも、いろいろあるのだった。
このマンガは「女性がかかりやすい病気を体験した人のお話を漫画に」したもの。巻頭の井上自身の体験談が「子宮筋腫」。私も筋腫もち(経過観察中)なのと、子宮頸部ポリープ切除の経験もあるので子宮がん検診はだいたい毎年、乳がん検診も何年かに一度はうけてるし(親戚には乳がんや子宮がんの経験者もいるし)、これからは更年期というのもやってくるのだろうし、全体に、ふううううんと思いつつ読む。
卵巣嚢腫経験を井上に語った赤羽さんは、ほかにもなかなかきつい病気(膠原病、多発性血管炎、ステロイド剤の副作用による骨粗鬆症)とタタカイながらここまできてはる人だった。取材の最後に井上が「どんな風に描いて欲しい」っていう要望はありますか?とたずねたところ、赤羽さんは「明るいマンガにして下さい!」「病気だからって気の毒がられるのはイヤなんです!」「病気は私の個性ですからー」と言われたそうだ。
ときどき、医療関係者のひどい対応をうけてしまっている女性もあって、そのエピソードにはちょっとこれはどうやねんと思うところもあったが、ご本人の体験談(井上マンガ)+産婦人科医の解説コラムがあたたかく、ひじょうによかった。
続きの『もっとオンナの病気をお話ししましょ。』もあるそうなので、それも今度よんでみたい。
(2012/4/28了) -
病気の知識のあるなしで、病気になってしまった本人も、その家族や知人も、対処の仕方が変わりそう。
病気を受け止めることができるようになるために、読んで損はない一冊。 -
尿モレに悩んでいたので同じように悩んでいる人がいて嬉しかった!
と職場で話したら
「カミングアウトするねえ…」
と若干引かれた。
ハッ、しまった…っ!! -
『子供なんか大キライ!』の井上きみどりが、様々な病気を経験した女性にインタビューをし、漫画にまとめている。
読んでいると、「こんな病気(症状)もあるんだ!!」と驚かされるものがいくつかあった。
更年期を迎えたり、実際に病気になった人が読むのもいいが、できれば10代の女性、あるいは20代以上の男性に読んでもらいたい。章立てごとに、産婦人科医のコラムもあるので興味深い。
個人の感想だが、漫画自体にクセはないので読みやすいと思う。
第2弾も出版されているのであわせてどうぞ(^^) -
子宮筋腫・子宮頸がん・乳がん・摂食障害・更年期障害など、女性がかかる可能性のある病気。
患者の体験談をコミックにした本。
マンガになっているからわかりやすいし、体験者の生々しい闘病が伝わってくる。
女性なら知っていたことがいい病気ばかり。
だけど、あえて調べたりはしないからこそ、コミックで手軽に読めるのは良い。
女子校にはあって良い本だと思う。 -
先日、2年に1回の子宮がん検診を受けてきました。
おかげさまで無料。
おかげさまで問題なし。
こういう検診、ホント大事ですよね。
色々あって、実はまだ乳がん検診は受けたことがない私。
受けるようにしなければ。。。。
オンナの病気。思っていた以上に色々あります。
そして、思っていた以上に、「遺伝」とか「生活習慣」とか「年齢」とか関係なく、誰でもいつでもなっちゃうものなんだと。
そういったたくさんの病気について、実際の患者さんたちが、とてもとてもつらいだろうに。大変だろうに。語ってくださっていて、それを見事に漫画化しています。
でも勿論、お医者さんの専門的意見も書いてあって、その監修が私も妊娠中に「そのママ」でお世話になった竹内先生。
本当に「私は大丈夫」ってことはないんだな、と。
あえてタッチは軽く、読みやすく書かれている本ですが、とてもとても勉強になりました。