- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088651071
感想・レビュー・書評
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竹本、森田、はぐの間に吹き荒れる春の嵐。それぞれの心をかき乱して季節は進んでいく。
「そうやって少しずつ一緒に積み上げてきた信頼とかさ そーゆー一番大事なモノまで『戦うのがイヤだから』とか言って全部放り出そうとしてないか?」
ずっと傍で見てきた真山だからこそ響く言葉だよね。ブローチのことは切なかったな。
「オレばっかり恋してたんだな」と思った背中も見ててつらかった。竹本は自分の気持ちと向き合う前に、周りのことに気づいてしまったのがね…。伝えるべきは森田の気持ちじゃなく、自分の気持ちなのにね。
マフラーのシーンは静かであたたかいのに、嵐のような一コマでもあって印象的。
あと「いつの日かボクらも もっと大人になって まるで子供時代なんてなかった様に思われる そんな日が来るのだ」という言葉が好き。初めてハチクロを読んで10年以上経つわけで、振り返る時はいつでもあっという間だ。 -
最初に読んだ時はこんな切ない話だとは思ってなかったなぁ。
本当に恋愛音痴である。 -
それぞれの気持ちに気づき始めた巻。
はぐに思わずキスして焦る森田さん可愛い。 -
正直なところ、やはりこの青すぎる漫画は心から好きにはなれないのだけれど、ところどころグッとくる台詞がある
何かとても不思議だ
何年か前まではボクら
お互いに顔も知らなかったのに
今はこうやって
まるで当たり前みたいに一緒に過ごして
夕暮れの空を見上げて「きれいね」なんて言っている
にしても、いとこの娘の名前を泣きながら旅先で連呼するおっさんは絶対いないだろ。。。 -
バカだなそんなの 好きだからにきまってるじゃないか
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竹本の苦しい恋ライフがずっと続く。
回想シーンがシリアスで物悲しい。
でも、その中に「わかる」という部分がいくつも存在していて、
話の中に何人もの自分を見つける。
厄介な三角関係多いー。
不毛というにはきれいすぎる三角形。