バクマン。 14 (ジャンプコミックス)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088702735

感想・レビュー・書評

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  • 噂の七峰君登場。
    お噂は本誌派の方々から聞いておりました。

    噂に違わぬ嫌な奴っぷりで、いっそ清々しいくらいです。
    最近は皆で和気あいあいという感じだったので、良いスパイス!

  • 楽しく読めた。 新たな人物登場。

  • 驚異の新人・七峰透は、亜城木夢叶を手本に、マンガ家を目指していた。だが、売れる為には手段を選ばない七峰のやり方に対し、最高と秋人は、先輩マンガ家としての意地とプライドを懸け、立ちはだかるが…!?

  • 絶妙に腹が立つ、良い新キャラが登場です。

  • 間違えて2冊買ってしまっても、「おもしろいからいいか」って思うほど。一冊400円ほどって信じられない。倍の800円でも買う。

  • 毎度のことながらストーリー展開は <ジャンプマンガ> のそれだ。
    友情・努力・勝利。本巻では勝利要素はなかったが、次巻での勝利を予感させるものがある。

    本巻は主に亜城木と七峰の対立を描いたものだった。
    50人のアドバイザーが出す意見をまとめて漫画にするという七峰の手法と、漫画家が頭をひねってアイディアを出し、編集がアドバイスをして漫画を作るという旧来の手法との対決と言ってもいいだろう。

    七峰の手法は、映画やアニメなんかに似ていると感じた。
    黒沢明監督による映画作品と同じく、七峰監督による漫画作品みたいな感じ。映画やドラマ、アニメで実際にできていることなのだから、決して否定できる手法ではないと思う。

    亜城木やその他の漫画家にしてみれば、作家本人が頭を悩ませて苦労するところ、その負担が分散されて漫画に対する情熱や愛が不満足に感じるだろう。誇りや矜持、プロ意識の欠如だと怒鳴りたくなる。

    うまく形容できないが、「なんかそれは間違っている気がする!」と言いたくなるような七峰というキャラクターとストーリー構成だ。
    それだけに、七峰陣営が崩れていく様は、上記で述べた勝利を予感させる。崩れていく様や勝利への予感はとても清々しく心地がよい。

    七峰は、ドラゴンボールでいうところのピッコロやベジータなんだろう。

    兎にも角にも、本巻も楽しく読めた。

  • 『シンジツの教室』自体は非常に興味深い内容で、しかしこれではジャンプらしくないというのも納得。
    作家さんが高評価をつけても、編集部の判断で佳作にもならない。
    これを七峰がスキャンしてネットに公開するというのは非常に面白い展開。
    台詞でもあったが、時代である。
    しかも、集英社と契約した訳でもなく著作権は七峰にあるわけで、公開という行為自体がグレーゾーン。
    明るくてはきはきした性格も七峰の計算で
    亜城木夢叶の熱烈なファンだった、というところまでは面白かった。

    亜城木先生に会いたいと言い出して
    担当が帰った隙に本音を言うというのも面白いが
    個人的にはちょっと早いような印象。
    頭の良い人が計算でここまでしていて、亜城木に対しては
    いくら理解してもらえると期待したからといって
    あっさり本性を見せすぎなのではないだろうかと思った。

    その後編集にも言ってしまうのはちょっとどうだろう。
    頭が良くて計算で書いているからこそ、その辺りも計算高く隠し通して描く方がらしいのではないか。
    アドバイザーがいるとばらした後は調子に乗ってしまい担当者にも態度がでかいのは
    頭が良い=プライドが高い→すぐ調子にのるが叩かれ弱い というのはちょっと安直なキャラ設定に感じてしまい残念。

    七峰vs亜城木のバトルを期待したが
    亜城木もストーリーを変えるなど「責任をもって潰す」という態度は良いのだが
    どちらかというと七峰がちょっとの躓きで立て直せず自滅して負けてしまいそうな雰囲気が物足りない。

    また、七峰のやり方は本当に間違っているかというと、そうとも言い切れない気がする。
    勿論、本来の漫画とは書き方が違うし、ここまでしたらこれは本当に七峰の漫画と言えるのか、というのも疑問ではある。
    実際亜城木も真城とシュージンで相談している訳で、そこに服部さんの意見も入る。
    アシの意見が入ることもあるだろう。
    福田さんはアシから積極的に意見を聞いていた訳だし。
    それが、ネットで作家自身が原稿を公開するのと同じで、時代が変わり
    身近な人だけでなく広く意見を募ることが出来るようになった。ただそれだけの話だ。

    私自身は、自分が描きたいように描けないのは最早自分の作品ではないと考える。
    ただそれならば、多数の意見を取り入れることは結局編集者の言いなりになるのと結果的にあまり違わない気がする。
    我がない訳だし、公開前に意見を募るやり方は実際にやってしまえばつまらないと思う。

    しかし、やり方として間違っているかと問われれば、そうではない気がする。
    方法論の違いなのだし、『漫画は面白ければいい』のだから。

    このやり方は新しく従来と違い卑怯に見えるし、亜城木が自分のファンだと言ってくれる人間がこんなやり方をして編集部にも迷惑をかけることを快く思わず
    阻止しようと思うのは自然な考えだとは思うが
    それだけで七峰を悪としてしまうのはちょっと違う気がした。
    七峰のキャラが急に悪役になってどんどん自滅していくのが勿体ない。

    七峰を悪として、かつての仲間達が苦しんで産み出していたものをそんな作り方をするのか、と疑問を覚えたのに
    そこから抜けだそうとしない中井さんの方が余程最低。
    ただでさえ最低度合いが増しての登場だというのに。
    公園で原稿を描いていた時はちょっと見直したのに、こんな再登場の仕方はして欲しくなかった。

    願わくば七峰も中井もこの先の展開で活躍してくれることを期待。

    それにしても、本当にこのバクマン。自体は
    邪道の王道漫画だなと思う。
    今の漫画の描き方を否定しているような『悪』と主人公達が戦う。
    仲間やライバルもいる。
    非常に王道バトルだが、実際に刀や銃を持って戦うのではなく、戦い方は背中を丸めてパソコンや原稿に向かうという地味な方法。
    しかしそれで熱い展開に持って行くのだからすごい。

    七峰がどう出るのか、それを亜城木がどう迎え撃つのか
    この先の展開が楽しみ。

  • 七峰ざまぁwwwww

  • 驚異の新人・七峰透は、亜城木夢叶を手本に、マンガ家を目指していた。だが、売れる為には手段を選ばない七峰のやり方に対し、最高と秋人は、先輩マンガ家としての意地とプライドを賭け、立ちはだかるが・・・!?

  • このマンガ、ジャンプだしジャンプで連載されているところに
    意味があるんだけどジャンプじゃない方が面白いかもって
    思ってしまった

    特にこの巻の中井さんのエピを読んで
    漫画家のブラックな部分というかアシスタントの話とか

    漫画家同士の恋愛とか掘り下げるとハードな内容に
    なりそうだから小畑絵で読みたいなと

    七峰のキャラが悪っぽくていいね
    ただ始めから破綻しそうな雰囲気ですぎじゃないか

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