アクタージュ act-age 12 (ジャンプコミックス)

  • 集英社
4.43
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本棚登録 : 720
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088823515

作品紹介・あらすじ

波乱のラストシーンで幕を閉じたサイド甲の舞台「羅刹女」1日目。夜凪の才気走った圧倒的な演技を目の当たりにした千世子は、自分の虚像の芝居では敵わないことを痛感させられ自信を喪失する。翌日にはサイド乙の公演を控える中、黒山が稽古と称して彼女を連れ出した場所は――。

感想・レビュー・書評

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  • だから、ジャンプの作品とは思えない(笑)

    勝ち負けてはないのだよこの物語は♪ビジネスといった意味では千世子の勝ちなのだよね。

    でも、最後は演出家の黒山の掌の上でしかないのか?
    救われのは羅刹女ではない誰か…

    楽屋での景と千世子の二人、「そこにいてくれるだけでいいの」は素晴らしいセリフ、濃密なラヴシーンですらある。

    打ち上げの話は、濃いなあ(笑)
    花子の想いは純粋だったようで、そっか妻子持ちと知らなかったのか(笑)
    で、少女あよみは見た!(笑)景と千世子の本当の対決!どっちが、より上手に王賀美を演じられるか!って何?(笑)
    しかし、千世子は凄い、あの王賀美を、単に髪型だけかあ(笑)

    軍配はどっち?この勝敗は気になります(笑)

    #アクタージュ好きな人と繋がりたい
    #アクタージュ
    #アクタージュを打ち切らせない
    #アクタージュ好きすぎる
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    #漫画好きな人と繋がりたい
    #漫画好き
    #漫画

  • 前巻では波乱の終わり方をした舞台「羅刹女」サイド甲でしたが、演劇としてはやっぱり失敗だったんですね。夜凪ちゃんと、納得づくで支えた周りの皆は全力だったみたいですが。一方で、サイド乙の千代子さんは夜凪ちゃんの演技を見て自信を失ってしまったのですが、黒山さんの力も有って復活パワーアップします。ライバルが強くなる展開は良いですね。さて、この「アクタージュ」という作品も既刊の単行本はここまでです。週刊少年ジャンプ本誌ではこのあとの物語も続いていたようですが、続巻の刊行は中止されたそうです。大変残念ですが、キリの良いところで終わっているので、全12巻として気にせず読むのもおすすめです。

  • 全く同じセリフなのに、サイド甲と乙で違って聞こえるのがすごい。
    漫画なのに出演者たちの表現力が伝わってきて、今回も演技の世界に引き込まれた。

    これからも切磋琢磨していく景と千世子や、成長していく他の登場人物たちを見守りたかったな。
    この作品が終わってしまったのは1ファンとして本当に残念だけど、原作者のした事を考えると仕方がない。
    作画の宇佐崎先生には今後も頑張ってほしいな。

  • 『羅刹女』編クライマックス! 甲チームに比べて乙チームの描写はややあっさりながら、絶望からの甦る千代子の奮闘と、黒山の「演出家」としての奥深さは見応えたっぷり。夜凪と千代子の間に横たわる「ライバル感」も1つステージアップした感じです。さて、投票結果はどう物語を転がすのか!?

  • あらやくんがお気に入りー。
    登場人物のセリフに勇気づけられたり、ハッとさせられたり。とにかくバイブルだ。

  • 少年ジャンプにしてはちょっと変わり種で、連載スタート時から楽しみにしていた漫画。
    俳優の世界をテーマにする漫画には触れたことがなかったので、結構わくわくしていたし、夜凪の快進撃をこれからも見守り続けたかった。
    絵も結構好きだったので、宇佐崎しろさんの次回作待っています。

  • 少年漫画の王道を役者の世界でやってのける。
    それでいて、自然と現実のものとして理解できる。

    急速に成長する主人公を役者の舞台で表現できるのは凄いことだと思った。
    最初はメソッド演技のちょい齧りなだけだと思っていたが、色んな演技を纏い、それが故にときに苦悩するキャラがボンボン出てきて、重層的な仕上がりを見せている。

    羅刹女編がちょうど終わったこの巻で打ち切りとなったが、本来13巻に抄録されるはずだった大河ドラマ編も順調なスタートで、少年漫画でいうところのボスみたいな大女優も出てきて、これからも期待できる作品だっただけに非常に残念
    羅刹女編まででは、まだ構想全体の半分も行ってなかったんじゃないかと思う。

    原作者の被害に遭われた方には申し訳ないが、なんとかして続きが読みたい。そんな力を持ったまま終わってしまった作品

  • ふっ……。なんか、最終回っぽい終わりになってる(笑)結末がわからないけれど、こういう終わり方をする小説ってあるよね!

  • 千世子ちゃんが綺麗。

  • サイド乙、もっと丹念に描くかと思いきや、スピーディな展開。

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著者プロフィール

宇佐崎しろ(うさざき しろ)
1997年生まれの漫画家。Twitterを中心に活動するなか、マツキタツヤと相互フォローの関係に。マツキが『週刊少年ジャンプ』の原作志望者を対象にした新人漫画賞「ストキンPro」準キングを受賞した際、受賞作「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」作画者に宇佐崎を指名したことから、漫画家の道が開けた。同読切でデビュー。そして2018年からマツキと組んで連載開始した『アクタージュ act-age』で大きな評価を得る。同作は「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門5位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」3位を獲得しており、今後の更なる飛躍が確実視される。趣味・特技は万年筆集め。

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