チェンソーマン 12 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.21
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本棚登録 : 1909
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088832715

作品紹介・あらすじ

高校生活に馴染めず、クラスでも孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常は、とある“悪魔"との出会いで激変する!! 世界の新たな災厄となる、その“悪魔"の目的とは!? そして、神出鬼没のチェンソーマンの行方は…!? 血みどろの青春が炸裂する衝撃の第二部、開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • 「デンジの幸せ」と「戦争より怖いもの」がなんかあるか考えてる。

    「戦争が人を武器にしてる」ってのがまた…

  • アサの表情がうまい。性格もけっこう好き。
    説明セリフが少ないのもいい。
    戦争の悪魔がツッコミ担当なのも面白い。
    今後の彼女の奇天烈バトルに期待。

  • 高校生活に馴染めず孤立する少女・三鷹アサ。彼女の日常はある“悪魔”との出会いで激変する。悪魔によって一命を取り留めたものの、その悪魔は世界の危機を狙う存在で──。青春を懸けた戦争が始まる第二部開幕!

    初手パロディ!本家と違ってまったく可愛くない(笑) でも、なんとなく愛着が湧いてくるのが不思議。それがなんとも無慈悲なことに!アサを襲った正義の悪魔が囁くことがまったくもってお行儀のいい正義じゃないってところが皮肉。人間が振るう正義って、結局は個人や社会の欲望に還元されるというか。そこで命を助けたのが戦争の悪魔というのも痛烈。

    「我が名は戦争の悪魔!腕慣らしに殺されてくれ!」
    これは確かに「そっちが死んでよォ!!」のツッコミだけは正しい(笑) リア充爆発しろを地で行く容赦ないアクション。人を武器に変えるビジュアルは残酷で美しい。罪悪感が高いほど強い武器になるっていうルールも嫌な予感しかしない。ただ、罪悪感がなければ強い武器にできないってことは、アサは罪悪感を持ちながら戦い続ける必要があるのかな。だとすれば、何のために戦うのか。それを探す物語なのかな?

    デンジはチェンソーマンであることを知られてモテたい。アサはその逆で人の目が怖い。このコントラストが関係してくるのかな。あと、ユウコの「結果は間違えても……自分の気持ちが間違ってなければ私はいいんだ!」ってアサがユウコを助けた行動とは意味が真反対な気がする。利己的か利他的かって意味で。ユウコの無邪気な正義こそ、吐き気をもよおす邪悪ではなかろうか。他者への共感なき正義はただの暴力になり得る。まだプロローグだけど、剣呑剣呑。

  • 64冊目『チェンソーマン 12』(藤本タツキ著、2022年10月、集英社)
    「公安編」と銘打たれていた第一部から、学園を舞台にした第二部へと戦いは移る。
    主人公がデンジから三鷹アサという女生徒へ変更。彼女と「戦争の悪魔」との出会いは、この混沌とした世界に何をもたらすのか?
    この先、どのような物語が展開されるのか全く予想がつかないが、間違いなく面白くなるはず!
    他作品のパロディが多々見受けられるが、ヨルの顔の傷は『無限の住人』の万次から、かな?

    「我が名は戦争の悪魔! 腕鳴らしに殺されてくれ!」

  • 俗っぽさと映像的センスの良さの大雑把な融合感がたまらない、やっぱり漫画が上手い

  • 第2部開始。まだまだ冒頭でどうなるか分からないけれど、相変わらずのグルーヴ感で、読んでいてとても楽しい。

  • ジャンプラで読んでいて、ちょっと「?」となっていたところで復習兼ねて読んだら・・・。ひょっとしたら私、第二部のほうが好きかも。

    第二部は悪魔との契約が一般レベルでもできるようになっている設定。今回の主人公は女子高生。戦争の悪魔とうっかり契約することになってしまって…。

    作中では顔に傷のある子が”ヨル”という名の戦争の悪魔。傷のないほうが本人で”アサ”といいます。”ヨル”って某マンガかよ、と思いましたが。

    この巻では戦争の悪魔と契約することになったいきさつと、正義の悪魔と戦う話。そして、第一部の主人公デンジくんも登場します。そして、デンジくん側もいろいろあるみたいな…?

    「結果は間違えても…自分の気持ちが間違ってなければ私はいいんだ」というセリフ、すがすがしくて気持ちいい。

  • コケピー一連の偽善っぽい嫌〜な感じと、アサとユウコの多幸感のある交流のどっちも描けるのが本当にすごい作家。このいいように情動を弄ばれてる感じが鼻につくといえばそうだけど、いまはただただ感服してしまう。
    コケピーのことを偽善と言ってしまったけど、そんな単純な言葉では言い表せないような複雑さと嫌な感じを描けていて恐ろしい。
    一部のときもそうだったけど、「チェンソーマン」っておもしろいのかといわれたらわからない。下手すれば破綻してるような気さえする。ただ、今まで味わったことのない感情を抱かせてくれる作品ではある。そんなことができる作品なんてめったにないので、やはり傑作だ。

    ちなみに『ルックバック』は良く出来てる気はするけど、見知ったエモーションに落ち着いてしまうので、あまり好きではない。

  • 第2部開始。

    世の中には、まだまだ強い悪魔が存在する。
    この時勢における、「戦争の悪魔」は最強に近い。

  • ゴキブリの悪魔カッコイイ。
    アサの記憶に出てきたチョビ髭は一体何の悪魔だろうか?

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著者プロフィール

1992年秋田県出身。秋田県立仁賀保高等学校情報メディア科CGデザインコース卒、東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業。2016年から18年にかけ「少年ジャンプ+」で『ファイアパンチ』を連載。その後、「週刊少年ジャンプ」で『チェンソーマン』の連載を開始し、20年に第66回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。翌年には、同作品でハーベイ賞BestManga部門を受賞した。22年にアニメ化された。

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