チェンソーマン 14 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088834641

作品紹介・あらすじ

アサがデンジとのデートに選んだ場所は、水族館!! 自慢の魅力で惚れさせて、デンジを武器にしようと目論むアサと、どうしてもペンギンが見たいデンジ。嚙み合わない2人の前に、“あの悪魔”が現れる──!! 突破口なき悪夢のデートが迎える、意外な結末とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 33冊目『チェンソーマン 14』(藤本タツキ 著、2023年4月、集英社)2人の距離が近づいたり、そうかと思ったら拗れたり…。エキセントリックな展開に目が向いてしまうが、実は超王道なラブコメ漫画なのかも。アサのめんどくさい性格が浮き彫りに。思い込みが激しく、自己評価とプライドは高いが打たれ弱くてネガティヴ。このリアルさ、藤本タツキは本当にこういうキャラクターの内面描写が上手いと思う。ついに物語が大きく動き始めたが、アサ&ヨルのコンビでこの地獄を切り抜けられるのか…?

    「水族館槍(アクアリウムスピア)」

  • アサがデンジとのデートに選んだ場所は水族館!最高のデートプランでデンジを恋に落とそうとするアサ!しかし、デンジはペンギンが見たい!突破口がないデートの行方とは?!

    あらすじ同様、ラブコメみたいなシーンがあるのが楽しい。まったく噛み合わないアサとデンジに頭を抱える。ヒトデに30分は一周回って面白いけど、さすがに長いわ!「私ちゃんと海の雑学勉強してきたもん図書館で!」は可愛い。ヨルに真顔でつまらないって言われるのはダメージがデカい。

    そこに現れたのは、戦争の悪魔の姉を名乗るキガちゃん!デンジを武器にさせるため、水族館にあの悪魔を呼び寄せる!あの状況を打破したアイデアと、見開きでの決着シーンは鳥肌が立った。この巻ラストもそうだけど、こういう絶望に浮かぶ美しさを描かせたら天下一品だなと。

    アサの心理面が今後の鍵になってきそう。
    「アサちゃんは正しい事しかできないから 人を武器にできない」
    キガちゃんはこう言うけど、アサ自身はまた別に思っていて、
    「何が正しいのかなんてわかってなくて…ただ…間違わないように生きているだけだから…だから…だから私はつまらない人間なんだ……」
    この気持ちはすごくよくわかる。人から嫌われたくないから間違わないような選択をする。それは自分の中にある正解を見失い、常識とか他人の価値観に漂って生きることを意味する。でも、自尊心は消せないから、ここまでしてるのになぜ振り向いてくれないんだという板挟みに苦しむ。

    正しさは常識や普通や他人から与えられるものではない。アサ自身が価値を見出すもの。ただ、今の間違ってしまう危ういアサだからこそ、罪悪感が肥大してヨルの武器が強くなるとも言えるのかも?正義に傾倒するほど、罪悪感を抱くことは減るだろうから。情こそ人間であり悪魔なんだろう。とりあえず、脊髄は剣。

    ヤバい敵が登場し、デンジの同居人もヤバいし、キガちゃんもヤバいし、ヤバいこと尽くめな物語がどうぶっ飛んでいくのか楽しみ。

  • デンジが急にカッコよくなった。
    アサは急にバカになった(笑)
    ヨルは男とばかり思っていたが、女だったのか。
    キガちゃんとのやり取りをもっと見たい。
    吉田はいよいよ胡散くさい。

  • 『チェンソーマン』第2部の3巻目。
    アサを通して見ているからか、第1部に比べて、デンジがちょっとだけ頼れそうな感じになっているのが新鮮。
    ここまで、明確な敵役としてはあまり強敵は出てこなかった印象だけど、今巻終盤にて登場した悪魔が(本誌連載では)中々、優雅かつ悪辣なので、今後の展開が楽しみ。

  • デンジが精神的に成長してる!とびっくりした。
    個人的にはナユタとデンジのシーンがもっとみたい。

  • アサは気合入れすぎると失敗するタイプやな。たしかに肝心な時にいつも失敗する人でしたが。デンジとの会話も一緒に困難を乗り越えようとするときも、自然体になったほうがめっちゃいいコンビネーション築けてる。

    そういえばこの巻は盛りだくさん。
    飢餓の悪魔は登場するし、終盤ではまた別のヤバイ悪魔がいるようで。
    そしてデンジとのおうちデートではナユタ登場でひと悶着あるし。
    まったくこの姉妹たちは…。

  • おもしろい

  • う〜ん? どうもテンポが悪いな。

  • 青春はエンドレス!
    「デンジ脊髄剣」に対して「アサ脊髄剣」で返せるのが、
    デンジのいい所だと思います。
    ナユタはヤバい所もあるけど年相応に可愛いし、
    デンジの扱いも上手くて微笑ましい。

  • 団地のシーンは夢に見そうだな、すげぇ。
    そしてナユタいいね。うん。

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著者プロフィール

1992年秋田県出身。秋田県立仁賀保高等学校情報メディア科CGデザインコース卒、東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業。2016年から18年にかけ「少年ジャンプ+」で『ファイアパンチ』を連載。その後、「週刊少年ジャンプ」で『チェンソーマン』の連載を開始し、20年に第66回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。翌年には、同作品でハーベイ賞BestManga部門を受賞した。22年にアニメ化された。

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