- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088914213
感想・レビュー・書評
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第97回アワヒニビブリオバトル「災害」2ゲーム目で紹介された本です。オンライン開催。
2023.3.11詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく勉強になる。
発達障害って特別なものではなく、個性が社会で生きる上で障害になるかどうか…ってところすごく納得した。
みんなそれぞれ生まれつきの個性、生きづらい人もいるよね。
もっと精神病、発達障害に社会的な理解が深まって、精神科にかかりやすくなるといいな。
〈本文より〉
心療内科は、ストレスなどで身体に不調(胃炎 下痢など)がある方を診るのが専門の病院
精神科は心の症状を診るための病院
精神科には精神医学を学んだ医師しかいないが、心療内科にはさまざまな診療科出身の医師がいることがある
・ひとつの場所で疲れたら、違う場所で癒されたり自信を取り戻したりすれば良い
・理解ができたからといって、心が平気なわけではない。 -
弱井先生のような、精神科医の中でもIQが高く学歴もあり、人間としての魅力にも溢れている。
そして患者に寄り添う。
ときには優しく手を差し伸べたり、差し伸べるだけが優しさではないと知っての見守りだったり。
そのような精神科医には、現在の精神科医療においてお会いできる機会はかなり少ないと感じる(個人的に)
なので、読んだ感想としては
『弱井先生のような医者がもっと増えてほしい!』と切実に思いました。
作品として、絵も柔らかいタッチで読みやすいし、とてもわかりやすく描かれています。
また現代の精神科医療において、ポピュラーな疾患を取り扱っているので、非医療者でも『名前は聞いたことあるけど、こんな病気だったんだ』と理解につながりやすいと思います。
もちろん、すべてが作中のようにうまくいくケースではありませんが、少しでも精神科への偏見が少なくなるように、病んだ方が自分を責めなくていいように。
この作品を読んで、病気や障害を正しく知る手助けにしていただきたい!という願いも込めて☆5をつけさせていただきました。
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星10!
当事者の人、ご家族、医療関係者、そして多くの人に読んでいただきたい。病気への理解が広がりますように。 -
とても興味深かった。
精神科医と精神の話が知れる。 -
精神科の話。日本も精神科が一般的になればいいのにと思う。
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2021/11/06 098
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米国では、精神科医=Shrink(シュリンク)と呼ばれていることをこの漫画で初めて知った。妄想で大きくなった患者の脳を小さく(shrink)してくれる仕事、という意味だそう。
この漫画を読むまで、精神科と心療内科の違いなど、知らないことがたくさんあった。
色んな症状に悩む患者さんが出てくる。自分含め身の回りの人がそういった症状で悩んでいる時に、理解しやすくなったり、精神科へ行くハードルが下がる漫画だと思う。
もっと多くの人に読んで欲しいし、ドラマ化や映画化もされて広まって欲しいです。