- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088914213
感想・レビュー・書評
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パニック障害、うつ病、発達障害、パーソナリティ障害、アルコール依存症…。それぞれ話読みながらホテルと教習所で泣いちゃったな。第5巻の表紙がBL感あるけどどの話も全国民に読んでほしい。いつも読み終わったら大抵売っちゃうんだけどこれは本棚に何となく置いておきたいわ!!
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内容の濃さとお話の面白さが両立されているし、絵もうまい。サラッと読みやすいのにどっしりとした満足感がある。
題材もパニック障害と鬱で興味のあるものだったから余計によかった。 -
自分が病んで仕事に行けなくなってしまった時期、これを手に取り読んでボロボロ泣きました。
現在4巻まで読みましたが、患者一人一人の症状の表れ方とか丁寧に描かれているので、優しい絵柄と優しいストーリーではありますが読者の心になかなか重く突き刺さってきます。
(その為、ある程度回復して本が読める体調にならないとなかなか読む気になれませんでした)
1巻から先生自身も何かを抱えていることを匂わせる描写があり、巻が進む毎にそれが少しずつ明かされていくのと、先生や患者さん達、その周りの人達との物語や精神科医療の細い部分まで丁寧に描かれているので物語としても純粋に楽しめます。
先生は患者さんが欲している言葉をたくさん言ってくれるので、精神疾患を抱えている読者にとっては励みになります。
同じように病んでいる人は勿論、そうじゃない人にも…多くの方に手に取ってほしい作品だと思いました。
そして精神疾患というものがどういうものか、この漫画を通して知って頂きたいです。
今後の展開に期待です。 -
1から5巻まで読了。
医学物ですが、ストーリーが読みやすく、あまり専門用語が多すぎず、あってもわかりやすい。勉強にもなり、あー、私こういうところあるなぁと思ったり。こういう人もいるんだなぁと感じたり。こんな風に改善されていくんだなぁと知らない世界を知ったり。一気買いでしたが良かったです。
弱井先生の過去、じわじわと掘り出されているので今後が気になります。 -
疲れている人、忙しい人、他人を優先している優しい人、真面目な人、いろんな人が読んだ方がいい本だなと思いました。
自分が精神的に病んでいるか、ではなくどういう時に精神科が必要なのか知識として知っておくのに活躍すると思います。
穏便そうに見える先生も発達障害ではないのかもせれないけど、大切な人を亡くし、ゴミに囲まれた生活を送っているので、なんかあるのではないかなぁ? -
精神科医が題材になっている所がいままでなかった分野。
なかなか重たい内容ではあるけれど、知らなかった事も多いので気づきもある。 -
微笑みウツの回は、あまりに自分に当てはまりすぎて、何度も泣きそうになった。ありそうでなかったマンガ。
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色々な人に勧めたいマンガ。精神疾患についての正しい知識も得られる。(パニック障害・微笑みうつ・大人の発達障害)
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精神科医マンガ。
やわらかく描かれてるけど内容は中々重厚。
精神科患者が多いけど自殺者が少ない国、
精神科患者は少ないけど自殺者が多い国
どちらが幸せなのか?
「彼らにとってはカジュアルに話を聞いてもらう相手、それが精神科医」なるほど。精神科とは言わないまでも、米国の本や映画見てるとカウンセリング行ってる描写、本当に多いもんなあ。昔読んだ本に「友人はカウンセラーではないことを弁えろ」って台詞があったけど、ある意味その通り。風邪引いたら内科に行くように、心が弱ったら精神科に行くことは当たり前の身近なことになればいい。
……とはいえ、精神科で働いてた友人の話を聞くとやはり特殊な環境だな、と思うこともあって気が引けるのも事実。これは重症な方しか行けてない、ということの裏返しかも。こういうマンガ増えたらハードルが少し下がるのかもしれないね。