蔵のある家 (フラワーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 125
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091358561

作品紹介・あらすじ

旧き日本の家を題材に紡がれた傑作短編集

遺産相続で蔵付きの旧い家を手に入れた男。そこで彼が出会ったものは・・・(表題作「蔵のある家」)。
庭一面に椿が咲く家の秘密とは・・・(「椿屋敷」)
開かずの箪笥が開いた、その時・・・(「箪笥」)

亡き人への思い、失われた時代への追憶、そこに浮かび上がる、かけがえのない慕情と哀切。名手・波津彬子が描く、珠玉のミステリアスファンタジー全10編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 古い日本家屋をキーワードにまとめた怪奇で幻想的な短編集。ちょっと不思議で美しい波津ワールド全開でうっとり。

  • 愛すべき日本被れジョンちゃんの「置き屋の住人」に続きがあったなんて。
    この続きも楽しみにしてます!!

  • なんだかほんわかした。波津彬子らしくて良かった。

  • 蔵のある家
    箪笥
    明け方の猫
    かつての蒼い森
    冬の庭
    置き屋の住人
    日本怪談生活
    椿屋敷
    深更の客
    幽かな径をたどって
    あとがき

  • 家に纏わる不思議なお話の特集。
    その家に関わりのある人やら人外のモノやら…上質の作品。

    異界との接点のある日本家屋や猫又、獺、狐と和テイストの10編。
    最後の『幽かな径をたどって』はとても切なくて印象に残る話。

  • 家にまつわる不思議な話。
    おおもしろかった。
    洋館でもいいかもなぁ。

  • 20140220
    面白かったー
    猫又かわいい。
    カワウソも良かった。
    最後のは新しい題材、切なくなった。

  • 古い家に住む人々くくりな読み切り作品、十話掲載。猫又もちょこちょこ。しかし、最後の一話で、狛犬にもってかれた。…っていうか、羽生選手の金メダル獲得みた直後に、この震災被災地への鎮魂メッセージ読んで、涙腺緩まないわけがない。

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著者プロフィール

(はつ・あきこ)1959年、石川県生まれ、在住。81年、「波の挽歌」でデビュー。著書に『雨柳堂夢咄』『幻想綺帖』『女神さまと私』『レディ シノワズリ』『ふるぎぬや紋様帳』『お嬢様のお気に入り』、「うるわしの英国」シリーズ、「波津彬子選集」シリーズ(『鏡花夢幻』『牡丹灯籠』『燕雀庵夜咄』『秋霖の忌』)など多数。画業40周年を越えてなお、少女漫画界の第一線にて作品を発表し続けている。

「2021年 『幻妖能楽集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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