ダーリンは70歳

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  • 小学館
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本棚登録 : 535
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091792082

感想・レビュー・書評

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  • 第三刷にしてようやく購入、読了。

    サイバラ先生は「合計年齢120歳ののろけ話」とおっしゃいますが、いやいや、そんじょそこらのバカップルとはスケールが違う。違うのに、誰もが忘れがちだけど実はかなり大事なことをたくさん教えていただきました。もはや「のろけ」じゃなくて「説法」です。さすが出家経験者(笑うところ)。

    本書に度々出てくる「私たちには時間がない」(=老い先的な意味で)という言葉が非常に切ないんですけど、よくよく考えてみたら、じゃあ具体的にあと何年残ってれば「時間がある」事になるのかなって。
    5年?10年?20年?……きっと、大好きな人とは「○年間一緒にいられれば満足」っていうのはないんだな。そして普段はあまり考えないけれど、私もあなたもいずれ死ぬ。それはもう確実に死ぬ。
    と言うことは、他人事みたいに切ながってはいられないじゃん!今を生きる……今を生きる、だ!!!

    ってまあ、後半は若干話を盛りましたけれど、サイバラ先生の著書に共通するテーマ(だと勝手に思っている)「大切な人と一緒にごはんを食べることの幸せ」を、ストレートに堪能させていただきました。ああ面白かった。

  • 生きざまというか!西原のカラッとした明るいテンポにひきこまれます!

  • 毎日かあさんシリーズ以外の西原さんは私にとって受け入れるのがなかなか難しい。

    知り合いの50才の女子が70歳の人と結婚したと聞き、それをまた別の友人に話したら、この本を貸してくれた。知り合いの女子、実は西原さんだったのか?!
    いや違う、顔が違う、名前も違う。あ、でも今回の本の写真の西原さん、知人に似てる気もする。。。
    50歳と70歳のカップルって、よくある話しなのでしょうか?!?!?!?!

  • 西原式、最高ののろけ漫画!面白いwww

  • 高須先生フリーメ( だったのか!!!

  • もっと見たい!二人が可愛くて私より30歳以上年上だけどなんだか愛くるしくなりました!

  • うん、面白い。それ以上は、、言わないでおこうか、、

  • 過激なのろけ、ここまで描くか、というすがすがしさ。サイバラにそれを描かせる高須先生も懐が深いなあ、と。もっとも、随所に、これを描くなよと釘をさすのに、ことごとく描かれてしまうところまで描ききっているけど。一番おかしかったのが、接待下手で、並み居る外国の医師たちに最後はお土産に千疋屋のメロンわたしたら、外国ではみかんぐらいの安さで買えるらしく、最後のメロンのジョークがわからなかった、と何人もから電話をもらったところが一番ツボでした。人生の残り時間が少ないから、理解して、そのままでいいよ、また一緒に見よう、ストレートにほろりときそうなシーンもいくつもあり、過激すぎる愛情表現もあり、ジェットコースターのようでもあり。

  • 医者医者がっぽがっぽwww

  • 下品さと感動できる話が混沌としてます。
    こんな面白いキャラクターでマンガを描けるのは西原理恵子しかいないですね。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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