- Amazon.co.jp ・マンガ (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091825247
作品紹介・あらすじ
▼第56話/破壊の数式の巻▼第57話/心の行方の巻▼第58話/オールドフレンドの巻▼第59話/さまざまな再会の巻▼第60話/真実の真相の巻▼第61話/滅亡の時の巻▼第62話/ゲジヒトの遺言の巻▼第63話/星に願いをの巻▼第64話/終わりの音の巻▼第65話/史上最大のロボットの巻
●主な登場人物/アトム(日本の科学技術を結集させた、高性能の少年型ロボット)
●あらすじ/トラキア合衆国大統領・アレクサンダーは、彼のブレーンである人工知脳ロボット“Dr.ルーズベルト”に、世界中の高性能ロボットが次々と破壊された一連の事件を「計画通り」だと語る。一方、日本ではついにアトムが長い眠りから覚醒する。だが突然、一心不乱に数式を書き始め…(第56話)。
●本巻の特徴/すべての真相が明らかになるとき、想像をはるかに超越した最悪の事態が迫っていた。人類最後の希望であるアトムが、最終決戦に挑む…! 新『鉄腕アトム』伝説、ついに完結!!
●その他の登場人物/お茶の水博士(日本の科学省長官でアトムの後見人)、ウラン(アトムの妹でロボット)、天馬博士(ロボット工学の権威で元科学省長官。亡き息子トビオとそっくりにアトムを作った)、アブラー博士(ペルシア共和国科学省長官。戦争で妻と子と、自身の体の大半を失う)、アレクサンダー(トラキア合衆国大統領。ボラー調査団の派遣とそれに続く第39次中央アジア紛争を主導した)、Dr.ルーズベルト(世界有数のロボットたちの人工知能を圧倒する容量を持つコンピュータ。トラキア合衆国大統領のブレーンで、クマのぬいぐるみ型端末を介して会話する)、ブラウ1589(8年前、史上初めて人を殺したロボット。ドイツの人工知脳矯正キャンプに収監されている)、ゲジヒト(ユーロポール所属の特別捜査官。人間そっくりの外見を持つロボット)、エプシロン(ゲジヒトやアトムと並ぶ高性能ロボット)
シリーズ完結巻!
感想・レビュー・書評
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「アイアムアヒーロー」「アンダーニンジャ」の花沢健吾さんがTVでオススメしていたマンガです。
手塚治虫の「鉄腕アトム」に収録されている「地上最大のロボット」をリメイクした作品となっています。
「戦争」が大きなテーマとなっています。
本作品は2000年代の物ですが、今現在もウクライナ、ガザ地区で戦争は続いている現実に、人類の愚かさを感じざるお得ません。
アトムが作中で
「憎しみからは何も生まれない」
と1人呟く言葉がとても印象に残りました。
事件の黒幕や謎を解き明かしていくミステリー要素もあります。巻数も全8巻と1日あれば、読み終える事ができる量です。
私自身、原作となっている作品を読んでいないので、とても読みたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作画、内容、
本家とは、また違った感覚で読み終えました。
複雑な感情は、人がだけが持ってるが
これを同等に、与えられたら
人は共存できるのか?淘汰されるのか? -
完結巻。
怒涛のラスト。
たくさんの想いと言葉がたたみかけてくるよう。
飽和状態でちゃんとのみこめてないと思う。
アトムの「史上最大のロボット」を読もうかな。
それにしてもブラウ1589は、あんな状態で動けるのか…すごいな。-
気持ちが??
確かに人間に対する愛情もロボット同士の愛情もすごく暖かいですよね。
こうありたいなと思う強さも持っているロボット達が大好きです...気持ちが??
確かに人間に対する愛情もロボット同士の愛情もすごく暖かいですよね。
こうありたいなと思う強さも持っているロボット達が大好きです。2012/03/13 -
「気持ちが??」
まぁ現実の某国大統領は私腹を肥やした上に、自らが犯した罪が不問にされていますから、溜飲を下げたってところでしょうか・・・「気持ちが??」
まぁ現実の某国大統領は私腹を肥やした上に、自らが犯した罪が不問にされていますから、溜飲を下げたってところでしょうか・・・2012/03/14 -
2012/03/14
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1-8巻まとめて
ゲジヒトから始まったが、
やはり最後はアトム。
原作ありきですよね。
…ゲジヒトで終わって欲しかったと思ってしまう。
アトムあんまり出てこなかったじゃん。
相変わらず尻切れな感じが否めない。 -
人は喜怒哀楽の感情があり、特に悲しみ、憎しみ、怒りの扱いが難しい。もし、高性能のロボットが感情をもつことができたら、人とは違い、感情をうまく扱えるのか?それとも、人と同じように感情に振り回されより人により近づくのか?そうなったロボットは人となにが違うのだろう。
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背ラベル:726.1-ウ-8
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最後にアトムが地球を救ってくれた。。
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気付いてへんかったんかい。
最後はなかなか切ない終わり方やったなぁ。
あれでは約束も果たせないではないか。 -
面白い
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手塚治虫の原作を下敷きにしているから仕方ないところもあるのかもしれないけれど、西原理恵子が指摘していたように、浦沢直樹はあまりロボットが上手くないなと思った。
もう少し人間とロボットの違い、あるいはロボットの可能性と限界を突きつめて考えても良かったんじゃないかと思う。